2013年03月20日

安倍政権は小泉路線を継承しイラク発展に協力せよ!

構造改革路線を掲げ日本経済を活性化させた小泉首相は偉かった。小さな政府を目指し、到底不可能と思われた郵政民営化や道路公団民営化を成し遂げた。開放的で公正な市場競争を促進し、外資を国内市場に呼び込む一方で輸出を拡大した。景気を建て直しつつ、国債発行高を抑えて財政再建の道を示した。90年代初頭のバブル崩壊以降、わが国全体に漂っていた陰鬱な空気を吹き飛ばし、久々に経済界を明るい光で包んだ。

 

小泉政権の功績は内政にとどまらない。外交手腕を発揮して、国際社会におけるわが国の存在感を不動にした。首相就任早々、靖国神参拝を再開して、いちゃもんをつける支那に毅然として対峙した。北朝鮮への電撃訪問で、5名の拉致被害者を奪還しただけでなく、長い間、知らばっくれていた金正日に拉致犯罪を認めさせた。

 

さらに忘れてならない外交成果は、米国との緊密な連携によるイラク解放戦争だ。日米安保は軍事同盟だと率直に認め、同盟国アメリカのために立ち上がった。テロを助長する悪の帝国への先制攻撃を、首相自らが信念を持って支持し、自衛隊を派兵した。

 

 

 

 

アメリカとの協調体制に基づく軍事行動を、北朝鮮暴発への保険と決めつけ矮小化してはならない。フセインによる社会主義独裁政権打倒とイラク国民の解放、中東全域への自由と民主主義の波及を提唱するブッシュ大統領と手を携え、小泉首相は国益の追求のみならず国際社会の平和と安定に向け寄与したのだ。

 

2003年3月20日に勃発したイラク解放戦争から、ちょうど10年。無法国家イラクは議会制民主主義国家に生まれ変わったが、民族や部族の対立が絶えず、政情も経済も不安定だ。引き続き米英などの国々と協力しつつ、日本はイラクの復興と発展に貢献すべきだ。安倍総理なら、小泉政権の功績を必ず生かしてくれるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

posted by yohkan at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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