2025年03月11日

トランプ将軍への期待

全米が泣いた。世界中が感動で震えた。先日、トランプ大統領が連邦議会上下両院合同会議で行った施政方針演説は、映画の宣伝文句が似合うほどの圧巻だった。

外交ではWHO、国連人権理事会やパリ協定からの脱退、ウクライナや中東の和平実現、各国との相互関税実施を、内政では恒久的な減税策の断行と製造業の国内回帰を揚げた。

前バイデン政権による社会の歪みを即刻修正すべく、EV義務化や助成金の撤廃、DEI(多様性・公平性・包括性)の廃止、教育現場のパヨク思想排除に着手。

性別は男女のみと明確化して、トランス男性の女性スポーツへの参加禁止。国境警備の厳格化や不法移民の強制送還、司法の武器化の根絶、検閲の廃止と言論の自由の保障、と続く。

DOGEがお役所仕事の無駄を省き、官僚の社会支配を終わらせる。自由闊達な民主主義で活力を取り戻そうと呼び掛け、輝くアメリカンドリーム時代の復活を約束する。

ううう、凄い。凄いじゃないか。施政方針のどれを取っても選挙公約通り。健全で良識的。常識ある大人ならソレ当然だよね、と誰もが頷ける内容なのが嬉しい。

実際、就任以来の40日間余りで4年に亘るバイデン政権以上の実績を出した、との大統領の言葉に嘘はない。「コレは始まりに過ぎない」との宣言に期待で胸が熱くなる。

さて、議会演説では語らなかったが、ホワイトハウスの記者会見で、トランプ大統領はNATO加盟国の国防費支出が少な過ぎると認識を示し、ついでにわが国にも触れた。

「われわれは日本を守らなければならないが、日本はわれわれを守る必要がない」と語り、日米安保は不公平と指摘したのだ。当然と云えば当然。コレも深く頷かざるを得ない。

早速、国会で石破が「日本は米軍に基地を提供している」と述べたが、ンな答弁は戯言に過ぎない。軍事同盟であれば、両軍が共に血を流し、共に助け合うべきじゃないか。

「いかなる環境においても日本はわれわれを守らなくていい。一体、誰がこんなディールを結んだのか」と問う大統領には率直に回答すればいい。終戦直後の米民主党政権だよと。


shogun trump のコピー.jpg

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posted by yohkan at 09:30| Comment(103) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする