2024年04月27日

明日の決戦に向けて

前回のエントリ「天皇賞と衆院補選」に掲載した拙イラスト、飯山あかり騎手跨る名馬ニホンホシュトーが疾走する場面を今一度ご覧頂こう。

東京15区衆院補選をレースに例えるなら、既に第4コーナーを回って直線勝負。(と、ここで実況中継風に)さあ、先頭のリッケンキョーサンがこのまま逃げ切るか。

二番手はやや失速か、イシンノカイ。続くタヌキファーストは落馬か、乙武騎手の姿がありません。おっと、ここで後方の団子状態を抜け出たニホンホシュトー。

大外からスルスルと、見事な差し脚を伸ばすニホンホシュトー。速い、速いぞ。追い上げるぞ、ニホンホシュトー。終盤やや苦しいか、リッケンキョーサン。

絶叫と悲鳴で揺れる観客席。リッケンキョーサンとニホンホシュトーが、ゴール直前のデッドヒートだ。リッケンか、ホシュトーか!ホシュトーか、リッケンか!!

うわああああああ!・・・と云うことで、レース終了後、めでたく記念写真に収まるのが、万歳する飯山あかり騎手と喜色満面の百田オーナーだといいなw


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2024年04月20日

天皇賞と衆院補選

ギャンブルに関心のないブログ主だが、日曜の午後は競馬中継を眺めることが多い。競走馬や騎手もよく知らないし、勝馬投票券も買わないが、TV観戦は楽しい。

サラブレッドが全速力で駆け抜ける姿はひたすら美しく、騎手の手綱捌きは鮮やかだ。僅か数分のレースが見せる勝負の駆け引きとドラマチックな展開に心が踊る。

重賞レースも’G1’となれば盛り上がり方が違う。巨大スタンドを埋め尽くす観客の声援とアナウンサーの絶叫を背景に、いつの間にやら己が緑の芝を疾走する錯覚に陥る。

まさに人馬一体で躍動し、ゴール目指して鼻息も荒く高みへと登り詰める興奮を味合う。レースで全力を使い果たした後の気だるい虚脱感もたまらない。

来る4月28日(日)は恒例の如く、京都で天皇賞が開催される。競馬ファンならずとも、桜の花見同様、国民にとって春の一大イベントだ。エンジョイしよう。

さて、このG1レースに比べると、同日投開票の衆院補選は面白くない。東京15区、島根1区、長崎3区の住民以外は投票権がないからツマラナイんだろ、とは言わせない。

国政を左右する選挙である以上、経済や国防など国民が関心を抱くテーマで、候補者や政党が丁々発止と主義主張をぶつけ合うなら、興味深いレースが期待出来る筈。

にもかかわらず、ひたすら候補者名を連呼しつつ選挙カーが街を駆け抜ける姿は無様だし、各党が真っ当な議論に臨むでもなく、罵り合いは泥試合そのモノだ。

選挙期間の今、駆け引きの妙味もないしドラマチックな展開もない。候補者が語る言葉は陳腐で空疎。原稿を書いてる連中が世間を舐めているとしか思えない。

例えば、東京15区。9名も候補者がいて「しがらみのない政治に」とか「日本を変えよう」と異口同音に繰り返すが、主張に具体性が無さ過ぎて話にならない。

「クリーン」「人に寄り添う」「新しい政治」など、大衆ウケを狙って耳に優しいフレーズを使いたがるが、だからどうすんだよ?と云う質問に答える気はなさそうだw


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2024年04月13日

卒業したんでしょ?

元「都民ファーストの会」事務局長にして弁護士の小島敏郎氏が、文藝春秋を通じ「小池都知事による学歴詐称疑惑の”隠蔽工作”に手を貸してしまった」と告白した。

小池が自慢する「カイロ大学を首席で卒業」との輝かしい学歴は、これまで疑義が呈される度に、何故か本人に都合よく有耶無耶になったが、今回はそうもいかないだろう。

なにしろ元側近が述べる事の経緯は信憑性が高い。不可解極まる同大の卒業証明レターを書いたとされるジャーナリストを”Aさん”と仮称する以外、伏せた事実はなさそうだ。

仮に学歴詐称なら、公職選挙法235条違反で2年以下の禁固刑相当の犯罪に当たる。何があろうと図々しく狡賢く立ち回ってきた緑のタヌキも、ここに至って万事休すか。

勿論、本物の卒業生なら正式な証明書を入手すればいい。世界中どこの大学でも氏名、専門学科や年度を記した卒業証明書を発行してくれる。ソレを開示するだけの話だ。

にもかかわらず、小池は憔悴した表情で定例会見に臨み、記者から本件を問いただされると「カイロ大学が卒業を認めている」と曖昧に言葉を濁すのみ。怪しさが募る。

聞くところ、現地名門大学卒業を吹聴する割には語学が大の不得手らしい。優秀な中東学者、飯山あかり氏によると、小池のアラビア語などせいぜい2歳児レベルとかw

若気の至りで、見栄っ張りな嘘を吐いたのが運の尽き。後年、出世階段を駆け上がる過程で修正もままならず、老いた今、虚飾に満ちた己の人生を後悔していることだろう。

絶大な権力さえ握れば、過去は望むがままに書き換え可能と錯覚し、政界で高みを目指したたとすれば愚か過ぎる。幾ら詭弁を弄しても、世間は真実を見抜く。


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posted by yohkan at 10:18| Comment(73) | TrackBack(0) | 指定なし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月06日

岸田おろしが始まる

やりやがった。処分と称して、岸田文雄が安倍派の息の根を止めた。政治資金収支報告不記載に関する大袈裟な騒ぎの締めくくりは、案の定、同派幹部の追放だった。

政治資金パーティーを巡る某大学教授の東京地検への告発を皮切りに、政界・検察・マスゴミが巧みに連携し、一糸乱れぬパスワークでゴールを決めたかに見える。

偉大な指導者の遺産を継承し、功績を語り継ぎ、後を追う者は誰一人許さぬとの固い決意で、安倍総理を暗殺した勢力が安倍派の壊滅も計画したのだろう。

岸田自身が闇の勢力の主要メンバーか、あるいは単なる手駒か、判然とせぬものの、なりふり構わず安倍派潰しに執念を燃やす姿は、明らかに常軌を逸していた。

そもそも冷静に考えれば、収支報告書の訂正で済む話。ソレを盛りに盛って、安倍派・二階派の大量処分にまで広げた岸田流の強権政治に、多くの議員が呆れている筈だ。

こんな茶番は総裁の立場強化には繋がらない。むしろ党内抗争の激化が党勢を弱めるのは必定で、選挙に臨む中央や地方の自民党議員と候補者を困らせるだけだ。

勿論、安倍政権を愛した多くの自民党支持者の怒りも買っている。次々と従来路線を覆した上、安倍派潰しで将来の芽を摘む裏切り行為に、失望落胆し憤るのは当たり前だ。

と云うことで、遂に岸田おろしが本格化する。衆院補選の結果など待たず、如何に今直ぐ引き摺り下ろすか、水面下の党内で白熱した議論が戦わされているに違いない。


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posted by yohkan at 10:03| Comment(65) | TrackBack(0) | 自由民主党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする