再エネ利権絡みで度々、黒い噂を聞く秋本真利議員。遂に収賄容疑で東京地検特捜部の強制捜査を受け、外務政務官を辞任して自民を離党し、逮捕を待つ身となった。
経緯と状況については、AGORAに寄稿された池田信夫さんの解説記事「洋上風力の第2ラウンド入札は白紙に戻して仕切り直せ」をお読み頂くのがいいだろう。
そうか、そうか、秋本議員は水戸黄門に登場する悪代官よろしく、業者からの賄賂欲しさに政府の風力発電「入札基準」を強引に見直させたか、と事情がよく分かる。
但し、本件、3000万円ぽっちの収賄に問題を矮小化してはいけない。数十兆円規模にも上る巨額な再エネ賦課金狙いの錬金術、いや、大型詐欺にこそ注目すべき事件だろう。
再エネ議連なる連中が経産省に猛烈な圧力をかけて制度をねじ曲げ、国家のエネルギー政策を歪な再エネ偏重型に作り変えようと画策しているのは、周知の事実だ。
1年ほど前、「報告書で原発や火力を全力で否定せよ!」と発狂したかと見紛う剣幕で、経産省の役人を怒鳴りつける河野太郎氏の姿をYoutubeで見て、違和感を覚えた人々も多い筈。
太陽光・風力発電による環境破壊は一顧だにせず、再エネ政策推進をゴリ押しするのは、杜撰な補助金制度に乗じた詐欺の疑いが強い。(EV独占を狙う中国支援も目的かな?)
秋本氏が賄賂を受けた時期、河野太郎氏が日本競走馬協会の理事長だったとか。同協会の所在地が河野家ゆかりの麻布食品や日本端子と同じビルとか。キナ臭い噂がネットを飛び交う。
いや、怪しいのは悪代官もどきの河野・秋本組に限らない。小泉進次郎氏や牧島かれん氏などバリバリの反原発派が主張する再エネ推進は、どう見ても不合理だ。
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