「キ・シ・ダ」と聞くだけで、胸が悪くなる国民は多いだろう。責任回避が狙いか、「慎重に検討する」を口癖にする割には、軽率なマネで国民感情を逆撫でするからだ。
何らソレらしい説明もせず、唐突に発表した岸田流の政策は、国益を損ねるだけでなく、結果的にひとりひとりの国民に大きな経済負担を押し付ける点が罪深い。
韓国のレーダー照射問題をウヤムヤにして、輸出管理優遇措置復活や日韓通貨スワップの再締結、シャトル外交の再開を闇雲に急いだのは下策中の下策。
欧米同様の社会的混乱を招く恐れを充分に知りながら、伝統的に同性愛を許容するわが国で、無意味且つ有害なLGBT法案を拙速に成立させたのも、また下策。
留学生から労働者まで移民受入れ促進は業界の要請であるにせよ、強制送還すべき不法滞在者の子どもに「在留特別許可」を法相権限で与えるのも狂気の下策だ。
さらには政府税調の大増税案リストを平然と受領して、財務省の権益拡大路線を暗に認めたのも下策。国民の猛反発に仰天し大慌てで否定しても、もう遅い。
岸田首相の上位に、財務省、公明党、米大使エマニュエル総督閣下ありとでも考えれば辻褄は合うが、本人の言葉通り、いずれも慎重に検討すべき案件だったのは間違いない。
とは云え、全てダメダメの烙印を押す訳にはいかない。防衛三文書の閣議決定やG7サミットの成功など、ソレなりにキッシーの功績もあるからだ。
例えば明日断行と決まった福島原発処理水の海洋放出も、大いに称えるべき功績だろう。客観的に見れば当然の措置だが、大震災以降、ずっと手付かずだったのだから。
原発再稼働や処理水放出は、安倍・菅政権でさえなかなか実現に踏み出せなかったテーマだ。シレッとやってしまう岸田政権の強かさは高く評価出来る。
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2023年08月23日
2023年08月16日
中華マンを排除せよ
米国が日本を恐れている。と聞けば、大抵の日本人は、わが国の高度な技術力とか優れた団結力とか、褒め言葉を思い浮かべて、うふふふと自惚れを抱くのではないか。
違う、違う。想起すべきは、かっての仏皇帝ナポレオン・ボナパルト翁の「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方」なる金言だ。
コレは真実だ。戦いに際し、友軍の愚かさが招く連携作戦の失敗・頓挫、あるいは予期せぬ裏切り等で自軍が窮地に陥るなど、よくある話で珍しくもない。
関ヶ原で西軍の総大将・毛利元就が動かず、小早川秀秋が家康側に寝返ったため、東軍が楽勝したのはその一例で、石田三成にとって彼らが無能な味方だったのは間違いない。
こう考えれば、米国にとって日本は恐るべき存在だろう。日本は本当に信用していい相手か?、同盟国として頼りになるのか?、と疑心暗鬼に陥ったとて何の不思議もない。
もしや無能さと呑気さゆえに、日本は自国の間違いに気づかぬかも・・・。その恐れがあるから、米国はメディアを通じ、サイバー・セキュリティー強化の必要性を訴えたのだ。
昨15日付ZakZakによれば、中国が「台湾有事」で日米壊滅計画を企てる今、米国は岸田首相に「中国と内通している政治家を排除しろ」と要求中とか。
記事は「機密情報漏洩の放置は同盟国への裏切りだ。米国は、岸田首相の覚悟、決意を疑っている」と結ぶ。おい、聞いたか、キッシー?、自慢の聴く力はどうした?
機密情報のダダ漏れは、IT後進国ニッポンならではサーバー能力欠如だけが理由ではなく、媚中派の有力政治家が敵側と通じているからだと、米国に悟られたぞ!
こうなれば、先ず外相の林芳正をぶった斬らざるを得ない。敵のハニトラ攻勢に踊らされる中華マンを外交トップに据え、スパイ行為を野放しにするなんざ、狂気の沙汰だ。
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違う、違う。想起すべきは、かっての仏皇帝ナポレオン・ボナパルト翁の「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方」なる金言だ。
コレは真実だ。戦いに際し、友軍の愚かさが招く連携作戦の失敗・頓挫、あるいは予期せぬ裏切り等で自軍が窮地に陥るなど、よくある話で珍しくもない。
関ヶ原で西軍の総大将・毛利元就が動かず、小早川秀秋が家康側に寝返ったため、東軍が楽勝したのはその一例で、石田三成にとって彼らが無能な味方だったのは間違いない。
こう考えれば、米国にとって日本は恐るべき存在だろう。日本は本当に信用していい相手か?、同盟国として頼りになるのか?、と疑心暗鬼に陥ったとて何の不思議もない。
もしや無能さと呑気さゆえに、日本は自国の間違いに気づかぬかも・・・。その恐れがあるから、米国はメディアを通じ、サイバー・セキュリティー強化の必要性を訴えたのだ。
昨15日付ZakZakによれば、中国が「台湾有事」で日米壊滅計画を企てる今、米国は岸田首相に「中国と内通している政治家を排除しろ」と要求中とか。
記事は「機密情報漏洩の放置は同盟国への裏切りだ。米国は、岸田首相の覚悟、決意を疑っている」と結ぶ。おい、聞いたか、キッシー?、自慢の聴く力はどうした?
機密情報のダダ漏れは、IT後進国ニッポンならではサーバー能力欠如だけが理由ではなく、媚中派の有力政治家が敵側と通じているからだと、米国に悟られたぞ!
こうなれば、先ず外相の林芳正をぶった斬らざるを得ない。敵のハニトラ攻勢に踊らされる中華マンを外交トップに据え、スパイ行為を野放しにするなんざ、狂気の沙汰だ。
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2023年08月09日
来るぞ、再エネ大疑獄!
再エネ利権絡みで度々、黒い噂を聞く秋本真利議員。遂に収賄容疑で東京地検特捜部の強制捜査を受け、外務政務官を辞任して自民を離党し、逮捕を待つ身となった。
経緯と状況については、AGORAに寄稿された池田信夫さんの解説記事「洋上風力の第2ラウンド入札は白紙に戻して仕切り直せ」をお読み頂くのがいいだろう。
そうか、そうか、秋本議員は水戸黄門に登場する悪代官よろしく、業者からの賄賂欲しさに政府の風力発電「入札基準」を強引に見直させたか、と事情がよく分かる。
但し、本件、3000万円ぽっちの収賄に問題を矮小化してはいけない。数十兆円規模にも上る巨額な再エネ賦課金狙いの錬金術、いや、大型詐欺にこそ注目すべき事件だろう。
再エネ議連なる連中が経産省に猛烈な圧力をかけて制度をねじ曲げ、国家のエネルギー政策を歪な再エネ偏重型に作り変えようと画策しているのは、周知の事実だ。
1年ほど前、「報告書で原発や火力を全力で否定せよ!」と発狂したかと見紛う剣幕で、経産省の役人を怒鳴りつける河野太郎氏の姿をYoutubeで見て、違和感を覚えた人々も多い筈。
太陽光・風力発電による環境破壊は一顧だにせず、再エネ政策推進をゴリ押しするのは、杜撰な補助金制度に乗じた詐欺の疑いが強い。(EV独占を狙う中国支援も目的かな?)
秋本氏が賄賂を受けた時期、河野太郎氏が日本競走馬協会の理事長だったとか。同協会の所在地が河野家ゆかりの麻布食品や日本端子と同じビルとか。キナ臭い噂がネットを飛び交う。
いや、怪しいのは悪代官もどきの河野・秋本組に限らない。小泉進次郎氏や牧島かれん氏などバリバリの反原発派が主張する再エネ推進は、どう見ても不合理だ。
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経緯と状況については、AGORAに寄稿された池田信夫さんの解説記事「洋上風力の第2ラウンド入札は白紙に戻して仕切り直せ」をお読み頂くのがいいだろう。
そうか、そうか、秋本議員は水戸黄門に登場する悪代官よろしく、業者からの賄賂欲しさに政府の風力発電「入札基準」を強引に見直させたか、と事情がよく分かる。
但し、本件、3000万円ぽっちの収賄に問題を矮小化してはいけない。数十兆円規模にも上る巨額な再エネ賦課金狙いの錬金術、いや、大型詐欺にこそ注目すべき事件だろう。
再エネ議連なる連中が経産省に猛烈な圧力をかけて制度をねじ曲げ、国家のエネルギー政策を歪な再エネ偏重型に作り変えようと画策しているのは、周知の事実だ。
1年ほど前、「報告書で原発や火力を全力で否定せよ!」と発狂したかと見紛う剣幕で、経産省の役人を怒鳴りつける河野太郎氏の姿をYoutubeで見て、違和感を覚えた人々も多い筈。
太陽光・風力発電による環境破壊は一顧だにせず、再エネ政策推進をゴリ押しするのは、杜撰な補助金制度に乗じた詐欺の疑いが強い。(EV独占を狙う中国支援も目的かな?)
秋本氏が賄賂を受けた時期、河野太郎氏が日本競走馬協会の理事長だったとか。同協会の所在地が河野家ゆかりの麻布食品や日本端子と同じビルとか。キナ臭い噂がネットを飛び交う。
いや、怪しいのは悪代官もどきの河野・秋本組に限らない。小泉進次郎氏や牧島かれん氏などバリバリの反原発派が主張する再エネ推進は、どう見ても不合理だ。
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2023年08月02日
バービーと核武装
今春、世界中で爆発的にヒットした「ザ・スーパーマリオブラザース・ムービー」を興行成績で凌ぎそうな作品、と聞けば見たくなる。ソレが今夏公開の「バービー」だ。
着せ替え人形の実写化ゆえ、バービーで遊んできた女性たちは誰もが虜になるだろうし、スレンダーな金髪美女が主人公を演じるから男性も関心を寄せる筈。
マリオにせよ、バービーにせよ、長年、愛し憧れてきたキャラクターが大画面で活躍するのは大人も嬉しいし、勿論、子供が喜ぶ。家族で鑑賞するにはモッテコイだ。
それにキャラの知的財産権を持つ任天堂やマテル社も、映画を作るユニバーサルやワーナーも、登場人物の肌の色や容姿を無理やり換えて不評を買うほど間抜けじゃない。
共産主義者主導のポリティカル・コレクトネスに迎合し、登場人物を改竄して原作のイメージをぶち壊すディズニー社とは姿勢が違うから、観客が安心して楽しめる。
実際、「バービー」が7月21日に全米で公開された途端、空前のヒットとなった。封切りから僅か3日間で1億ドル(140億円)近くの興行収入を得たと云うから驚きだ。
リカちゃん人形が人気を誇る日本では、米国内ほど熱狂的に迎えられずとも、この実写映画は夏休み時期の話題をさらうに違いない、と確信した。
ところが、話はそう上手く行かない。8月21日の日本公開を前にして、「バービー」の公式SNSアカウントにわが国のユーザーから批判の声が殺到中なのだ。
ヤラセか否か不明だが、ワーナーが「バービー」と同時期に公開した「オッペンハイマー」と組み併せた #barbenheimer なる造語がX(旧ツイッター)でトレンド入りを果たす。
原爆の父とバービーを組み合わせたコラ画像がXに投稿されたところ、宣伝効果ありと見たか、ワーナーの公式アカウントが早速「いいね」をつけた。
コレに多くの日本人は不快感を覚えたのは当然だろう。猛炎の浜辺でバービーを肩車するオッペンハイマーの画像に、広島・長崎の原爆投下のイメージがダブってしまう。
ネガティブな反応に慌てて、国内配給元のワーナー日本支社が「極めて遺憾」とコメントしたが、今のところ米国本社からの声明は伝わって来ない。
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着せ替え人形の実写化ゆえ、バービーで遊んできた女性たちは誰もが虜になるだろうし、スレンダーな金髪美女が主人公を演じるから男性も関心を寄せる筈。
マリオにせよ、バービーにせよ、長年、愛し憧れてきたキャラクターが大画面で活躍するのは大人も嬉しいし、勿論、子供が喜ぶ。家族で鑑賞するにはモッテコイだ。
それにキャラの知的財産権を持つ任天堂やマテル社も、映画を作るユニバーサルやワーナーも、登場人物の肌の色や容姿を無理やり換えて不評を買うほど間抜けじゃない。
共産主義者主導のポリティカル・コレクトネスに迎合し、登場人物を改竄して原作のイメージをぶち壊すディズニー社とは姿勢が違うから、観客が安心して楽しめる。
実際、「バービー」が7月21日に全米で公開された途端、空前のヒットとなった。封切りから僅か3日間で1億ドル(140億円)近くの興行収入を得たと云うから驚きだ。
リカちゃん人形が人気を誇る日本では、米国内ほど熱狂的に迎えられずとも、この実写映画は夏休み時期の話題をさらうに違いない、と確信した。
ところが、話はそう上手く行かない。8月21日の日本公開を前にして、「バービー」の公式SNSアカウントにわが国のユーザーから批判の声が殺到中なのだ。
ヤラセか否か不明だが、ワーナーが「バービー」と同時期に公開した「オッペンハイマー」と組み併せた #barbenheimer なる造語がX(旧ツイッター)でトレンド入りを果たす。
原爆の父とバービーを組み合わせたコラ画像がXに投稿されたところ、宣伝効果ありと見たか、ワーナーの公式アカウントが早速「いいね」をつけた。
コレに多くの日本人は不快感を覚えたのは当然だろう。猛炎の浜辺でバービーを肩車するオッペンハイマーの画像に、広島・長崎の原爆投下のイメージがダブってしまう。
ネガティブな反応に慌てて、国内配給元のワーナー日本支社が「極めて遺憾」とコメントしたが、今のところ米国本社からの声明は伝わって来ない。
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