最終案は「性自認」なる言葉を「性同一性」に、「差別は許されない」は「不当な差別はあってはならない」に修正したと云うが、おいおい、ソレでいいのか?
「性自認」も「性同一性」には大した違いなく、英語ならgender Identity で一緒。さらには「不当ではない差別」なんぞ認めると話がヘンにややこしくなるぞ(笑)
自慢の「聴く力」を封印し、世間の良識派の声は一顧だにせず、党内の反対意見は見せ掛けの文言修正で強引に叩き潰すあたり、キッシーの暴走ぶりに呆れてしまう。
G7サミットでもLGBTの人権ナンチャラも議題になりそうな見通しゆえ、法案提出すら出来ないでは議長国として面目が立たぬと慌てたのなら、如何にも情けない。
キリスト教の同性愛弾圧とは一切無縁な日本文化の独自性を強調し、他国の首脳相手に胸を張ればいいのに、欧米の流行を真似て、ひたすら同調する姿勢が恥ずかしい。
もっとも自民党はそもそも保守政党でない。英文政党名が LIberal Democratic Partyゆえ看板通りだが、国際標準に照らせば党の主張と政策はリベラル勢力に属する。
性的少数者の人権・権利保護など、先進的(?)でキャッチーな台詞を唱えるこそ政治家のシゴトと信じ、票になると錯覚する自民党議員が大勢を占めるのだろう。
加えて、この手の法案が生む濡れ手に泡の「公金チューチュー制度」に積極参加し、お溢れ頂戴を狙う議員も多い筈。労せずして税金を掠め取るほど美味い話はない。
LGBT云々で国が血税が浪費する一方で、増税や社会保険料の引き上げにより庶民が苦しむなら、何とも理不尽だが、問題解決に向け頼るべき政治家はいないのか?

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