インフルエンザ同様「5類」扱いへの変更は、わが国の軽微な感染状況に照らしてより早い時期にすべきだったが、取り敢えずは今月8日の実施でヨシとしようか。
今後はワクチン被害の訴訟や、10億人分(!)も過剰購入したワクチンの大量廃棄を続ける政府の失態追及などが始まりそうだが、喫緊の課題ではない。先ずは開放感に浸ろう。
もっとも、新コロ終焉を歓迎しないヒトもいる。「まだ普通の病気ではない」「5類にしても感染者が直ぐにゼロにはならない」と語る尾身会長の表情には不快感が滲む。
独立行政法人地域医療機能推進機構こと厚労省の天下り団体の理事長サンとしては、騒ぎが長引けばまだまだ甘い汁が吸えるのにィ、との気持ちが強いのだろう。
マスゴミの針小棒大報道で情弱庶民の恐怖感を煽りつつ、医師会に弱い政治家を動かして莫大な血税を投入させ、赤字病院の黒字化で利権を拡大した厚労官僚らしい発想ではある。
無論、世間は尾身発言を快く受け止めない。ホリエモン氏が「いつまで言ってんだこいつ」とバッサリ斬って捨てた途端、「その通り!」とネット民が歓声を上げる。
ソコに参戦したのが8割おじさん≠アと京大大学院の西浦センセイだ。ホリエモン発言に対し余程立腹したか、「うるせーばか」と簡潔にして品性下劣な言葉をツイートした。
その激しい怒りぶりを見て、ヘンに納得する。尾身・西浦両氏はじめ厚労ムラの住民にとって、新コロ終焉は大事な「米櫃」か「打ち出の小槌」の消失を意味するのだろうナと。

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