2023年04月09日

墜落したヘリの謎

一昨日、宮古島の上空で陸上自衛隊のヘリが消失した。直後に機体の残骸が一部発見されたから、墜落したのは明らかで、現在も捜索が続く。搭乗者の無事救出を祈りたい。

なぜ堕ちたかは謎だ。ヘリコプターを危険視する向きもあるようだが、観光や取材に使用するチャチな代物じゃない。大型の軍用ヘリはとびきり頑丈で安全性も高い。

未だ詳細不明ゆえ、軽々に詮索は出来ないが、何らかの攻撃を受けたか?と多くの人々が感じたことだろう。勿論、日常的に領海領空侵犯を繰り返す中共軍が怪しい。

蔡英文総統の訪米で台湾情勢が緊迫する最中でもあり、自国領海と信じる沖縄周辺海域に日本軍機が現れたため、咄嗟の判断で撃ち落とした可能性がある。

かって朝鮮半島沖で北鮮船への密輸作業中、偶々飛来した自衛隊の哨戒機に慌て、南鮮軍が無謀にもレーダー照射で対抗した事実を思えば、中共軍の暴発は充分に有り得る。

銃の引き金に指をかけて威嚇するか、その指をグイッと引いてしまうかの違いだけとすれば、臨戦体制下の中共軍兵士が躊躇いもなく後者を選んだとて不思議はない。

もっとも、仮にミサイル攻撃なら、地上からの目撃情報や宇宙衛星による状況確認がある筈。ソレらしいニュースが皆無なのは、報道管制が敷かれているからか?

操縦を混乱させるサイバー攻撃や、爆発物の装着など自衛隊組織内テロの可能性も否定出来ない。緊急事態のコールもなく墜落したのだから、単純な故障や誤作動が原因ではない。

それにしても九州沖縄地域を統括する師団長はじめ6名の幹部が同乗するのに、護衛機もつけず単独飛行したのは何故なのか?危機管理に問題はなかったか?


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posted by yohkan at 09:06| Comment(26) | TrackBack(0) | 国防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする