北朝鮮が韓国内の工作組織に対し「放射能デマを広げて反日感情を刺激せよ」「福島第一原発の処理水を汚染水と呼べ」と指示を出していた、との報道が目を引いた。
噂や推測の類じゃない。韓国の公安当局が先月、同国内で北主導の世論操作に励む革新系政治団体の幹部らを国家保安法違反容疑で逮捕したのは事実だ。
北朝鮮の指示は日本国内の工作員にも届いただろう。現在に至るも「汚染水」を連呼するメディアや政界の顔ぶれ、活動家やプロ市民を思い浮かべれば、すとんと腑に落ちる。
わが国にもスパイ法さえあれば、あの手の連中は一網打尽だ。法律の不備を放置したまま、国内に巣食う工作員どものヤリタイ放題を許す現状が、残念でならない。
察するに北朝鮮による世論操作は、反核・反原発のみならず反基地・反自衛隊気運の拡大、人権・差別ネタを用いた言論封殺、戸籍制度の改廃まで広範囲な対象を持つ。
小西議員が怪文書片手に高市大臣を攻撃するのも、北朝鮮に命令されたからと考えれば判り易い。セキュリティークリアランス制度の推進を阻止すべく保守派の筆頭を潰せとの命令か。
捏造文書頼りの幼稚で無理筋な主張は所詮お笑い種だが、刈り上げ如きの指示に従って全工作員が組織的に連携し、一糸乱れずマスゲームを演じる姿は薄気味悪い。
その上、政界・官界・業界が癒着する日本独自の「鉄の三角形」に守られる形で、北発信の撹乱情報が拡散浸透する。これを阻止するには、腐った制度や法律を改正するしかない。
続きを読む
2023年03月29日
2023年03月23日
悪魔と天使
WBC実況放送中に突如「岸田首相がウクライナを電撃訪問」の速報が流れた。一部の野球ファンはテロップが邪魔だと怒ったらしいが、そりゃキッシーが気の毒だ。
勿論、幾つか批判すべき点はある。電撃、極秘と称しつつキーウ到着も待たず、ポーランドで鉄道に乗り込む姿まで報じられたのは、情報ダダ漏れ体制ゆえに他ならない。
2016年のリオ五輪閉会式で安倍マリオ登場の際、事前報道をシャットアウトした情報管理の徹底ぶりを思えば、キッシーの指導力不足が官邸パワーを劣化させたのがよく判る。
また、武器供与を求めるウクライナに対し、わざわざ「殺傷能力のない」装備品を渡すとヘンに強調し、へーわ国家のヘナヘナぶりを国際社会に晒したのは無様だった。
法律の不備とやらでわが軍(自衛隊)は只の一人も同行せず、警護と安全確保はウクライナ側にお任せしましたなんて話は、その腰抜けぶりが余りに情けない。
しかしいずれにせよ、戦地訪問には相当な覚悟を要した筈。水面下で相手国・関係国との事前折衝を進めた上で、ゼレンスキー大統領と面談したキッシーの英断を賞賛しよう。
どうせ行くなら、もっと早い時期にすべきだったとの声もあるが、半人前国家たる戦後ニッポンも、やるべき時はちゃんとやるんだぞと、ここで世界に示した意義は大きい。
加えて故意か偶然か不明ながら、習近平の訪露を合わせてウクライナに向かい、中露首脳会談とほぼ同時に日ウ会談を行ったのは、絶妙にして最高のタイミングではなかったか。
金ピカ宮殿で悪の巨魁ふたりが踏ん反り返る時、質素な会議室でトレーナー姿の大統領と向き合い、支援と協力の継続を約束するとは素晴らしい演出だ。
ヤクザな版図拡大で隣国を蹂躙する専制国家群と、わが国を含め結束して抗う自由主義国家群の対比が明確で、どちらが悪いか瞬時に分かるヴィジュアルメッセージとなった。
アジアの両大国、中国と日本の違いは鮮明だ。子供たちの目には、戦争犯罪人プーチンと居並ぶ近平が悪魔に、ゼレさんに寄り添うキッシーが天使に見えたとて不思議はない。
続きを読む
勿論、幾つか批判すべき点はある。電撃、極秘と称しつつキーウ到着も待たず、ポーランドで鉄道に乗り込む姿まで報じられたのは、情報ダダ漏れ体制ゆえに他ならない。
2016年のリオ五輪閉会式で安倍マリオ登場の際、事前報道をシャットアウトした情報管理の徹底ぶりを思えば、キッシーの指導力不足が官邸パワーを劣化させたのがよく判る。
また、武器供与を求めるウクライナに対し、わざわざ「殺傷能力のない」装備品を渡すとヘンに強調し、へーわ国家のヘナヘナぶりを国際社会に晒したのは無様だった。
法律の不備とやらでわが軍(自衛隊)は只の一人も同行せず、警護と安全確保はウクライナ側にお任せしましたなんて話は、その腰抜けぶりが余りに情けない。
しかしいずれにせよ、戦地訪問には相当な覚悟を要した筈。水面下で相手国・関係国との事前折衝を進めた上で、ゼレンスキー大統領と面談したキッシーの英断を賞賛しよう。
どうせ行くなら、もっと早い時期にすべきだったとの声もあるが、半人前国家たる戦後ニッポンも、やるべき時はちゃんとやるんだぞと、ここで世界に示した意義は大きい。
加えて故意か偶然か不明ながら、習近平の訪露を合わせてウクライナに向かい、中露首脳会談とほぼ同時に日ウ会談を行ったのは、絶妙にして最高のタイミングではなかったか。
金ピカ宮殿で悪の巨魁ふたりが踏ん反り返る時、質素な会議室でトレーナー姿の大統領と向き合い、支援と協力の継続を約束するとは素晴らしい演出だ。
ヤクザな版図拡大で隣国を蹂躙する専制国家群と、わが国を含め結束して抗う自由主義国家群の対比が明確で、どちらが悪いか瞬時に分かるヴィジュアルメッセージとなった。
アジアの両大国、中国と日本の違いは鮮明だ。子供たちの目には、戦争犯罪人プーチンと居並ぶ近平が悪魔に、ゼレさんに寄り添うキッシーが天使に見えたとて不思議はない。
続きを読む
2023年03月08日
コニタン文書のデジャブ
コニタンこと小西洋之議員が参議院予算委員会に現れ、総務省の「内部文書」とやらを手に、2014〜15年頃の安倍政権を批判しつつ、当時の総務省を務めた高市大臣を攻撃する。
へええ、何の話かな?と思えば、首相補佐官がテレビ番組の偏向に関し、放送法上の政治的公平性に照らして行政指導すべきではないかと、総務省に求めた経緯があるそうだ。
槍玉に挙がったのはTBSの「サンデーモーニング」とか。キムチ風味の真っ赤な番組だもの、そりゃ、激しく偏向していただろう。(と云うか、今も偏向しっ放しだw)
公開されたコニタン文書は、総務省の職員が作成した省内向けに状況説明ペーパーだが、役人が官邸の要請に従わず、シゴトもせず、グダグダ抵抗する様子がよく判る。
と云っても、政権による言論弾圧(?)を示す内容は見当たらないし、文書内に「総務大臣から総理に電話」と書かれているだけで、高市大臣を糾弾するのは無理筋だ。
そもそも8年前の古いネタで野党議員が突如騒いだり、公式文書と非公式メモの混在とは云え、厳秘扱いの行政書類が野党議員の手に渡るのは、あまりに奇妙で不自然だ。
本件に問題ありとすれば、正式手続きを経ず野党に省内情報を漏洩した職員の国家公務員法違反だが、総務省に阿るつもりか、マスゴミはその点に触れようともしない。
コニタンの誘導質問に応じた高市発言「文書が捏造でないなら議員辞職する」にのみ焦点を当て、パヨクが勢揃いで絶叫する「高市辞めろ!」コールこそ正義と偏向報道に励む。
あれ?コレってデジャブじゃね?と誰しも感じる筈。役所との共謀でスキャンダルをでっち上げ、印象操作で悪のレッテル貼りして辞任要求。まさにモリカケ劇の再演だ。
続きを読む
へええ、何の話かな?と思えば、首相補佐官がテレビ番組の偏向に関し、放送法上の政治的公平性に照らして行政指導すべきではないかと、総務省に求めた経緯があるそうだ。
槍玉に挙がったのはTBSの「サンデーモーニング」とか。キムチ風味の真っ赤な番組だもの、そりゃ、激しく偏向していただろう。(と云うか、今も偏向しっ放しだw)
公開されたコニタン文書は、総務省の職員が作成した省内向けに状況説明ペーパーだが、役人が官邸の要請に従わず、シゴトもせず、グダグダ抵抗する様子がよく判る。
と云っても、政権による言論弾圧(?)を示す内容は見当たらないし、文書内に「総務大臣から総理に電話」と書かれているだけで、高市大臣を糾弾するのは無理筋だ。
そもそも8年前の古いネタで野党議員が突如騒いだり、公式文書と非公式メモの混在とは云え、厳秘扱いの行政書類が野党議員の手に渡るのは、あまりに奇妙で不自然だ。
本件に問題ありとすれば、正式手続きを経ず野党に省内情報を漏洩した職員の国家公務員法違反だが、総務省に阿るつもりか、マスゴミはその点に触れようともしない。
コニタンの誘導質問に応じた高市発言「文書が捏造でないなら議員辞職する」にのみ焦点を当て、パヨクが勢揃いで絶叫する「高市辞めろ!」コールこそ正義と偏向報道に励む。
あれ?コレってデジャブじゃね?と誰しも感じる筈。役所との共謀でスキャンダルをでっち上げ、印象操作で悪のレッテル貼りして辞任要求。まさにモリカケ劇の再演だ。
続きを読む
2023年03月02日
コオロギとマスク
随分昔の話だが、長野県出身の義父から勧められ、「イナゴの佃煮」なる珍味を生まれて初めて口にした。パリパリサクサク感と香ばしさ、濃いめの甘辛い味付けが辛口の酒に合う。
へええ、美味しいっすね、と云ったら義父はえらく喜び、愛い奴と感じたか。サッと自ら台所に立ち、コレも常備品だゾと、今度は「蜂の子」なる瓶詰めを持ってきてくれた。
イナゴと違い、ムニュムニュモチモチしたやや奇妙な食感だが、こちらもソレなりに旨い。スズメバチの幼虫ゆえ、見栄えは悪いが、如何にも栄養価が高そうなオツマミだ。
義父が語るには、自然豊かな長野では大人も子供も昆虫類を食すとか。云ってみれば郷土の伝統料理らしく、たぶん、全国的にも似たような地域があるだろう。
そう考えれば、近頃、新食材として話題のコオロギも毛嫌いする理由はない。生憎、ブログ主は未だ試していないが、味付けによっては好物になりそうだ。
ゆえに、どこかの学校がコオロギを調理した給食を供したくらいで、父兄が憤慨し「子供に食べさせるな」と猛烈なクレームをつけていると聞けば、仰天せざるを得ない。
さらには憂国の情が勃然と湧くのか、わが国の食文化を破壊する気か!と、コオロギ食材を敵視する人たちもいるようで、ンな大袈裟な、とゲラゲラ笑ってしまう。
安全性ガーッと不安視する向きもあるが、そんな連中こそが、得体の知れない添加物てんこ盛りのスナック菓子なんぞを平気で喰っているかと思えば面白い(知らんけど)w
勿論、昆虫なんぞ喰えるか、バカヤロー!と思うのは勝手だし、気持ち悪さを感じる人もいる筈。蓼喰う虫も好き好きだ。いや、虫喰う人も好き好きか(笑)
で「好き好き」でいいじゃんか。コオロギ食推進がSDG’s絡みと聞けば、また詐欺かと疑いたくもなるけど、喰う、喰わないは嗜好の問題だし、人それぞれ裁量の範疇だ。
全国民が一斉にコオロギを喰ったり、逆に揃って拒否する必要はない。何でも国が云々、政府が云々となりがちだが、各事業者や個人が己で判断すべきなのだ。
誰が何と云おうと、選択権は我にあり。他人にアレコレ云われる筋合いじゃないし、好みが違ったとて他人に文句をつけちゃいけない。その辺りは新コロ対策のマスクも同じだ。
続きを読む
へええ、美味しいっすね、と云ったら義父はえらく喜び、愛い奴と感じたか。サッと自ら台所に立ち、コレも常備品だゾと、今度は「蜂の子」なる瓶詰めを持ってきてくれた。
イナゴと違い、ムニュムニュモチモチしたやや奇妙な食感だが、こちらもソレなりに旨い。スズメバチの幼虫ゆえ、見栄えは悪いが、如何にも栄養価が高そうなオツマミだ。
義父が語るには、自然豊かな長野では大人も子供も昆虫類を食すとか。云ってみれば郷土の伝統料理らしく、たぶん、全国的にも似たような地域があるだろう。
そう考えれば、近頃、新食材として話題のコオロギも毛嫌いする理由はない。生憎、ブログ主は未だ試していないが、味付けによっては好物になりそうだ。
ゆえに、どこかの学校がコオロギを調理した給食を供したくらいで、父兄が憤慨し「子供に食べさせるな」と猛烈なクレームをつけていると聞けば、仰天せざるを得ない。
さらには憂国の情が勃然と湧くのか、わが国の食文化を破壊する気か!と、コオロギ食材を敵視する人たちもいるようで、ンな大袈裟な、とゲラゲラ笑ってしまう。
安全性ガーッと不安視する向きもあるが、そんな連中こそが、得体の知れない添加物てんこ盛りのスナック菓子なんぞを平気で喰っているかと思えば面白い(知らんけど)w
勿論、昆虫なんぞ喰えるか、バカヤロー!と思うのは勝手だし、気持ち悪さを感じる人もいる筈。蓼喰う虫も好き好きだ。いや、虫喰う人も好き好きか(笑)
で「好き好き」でいいじゃんか。コオロギ食推進がSDG’s絡みと聞けば、また詐欺かと疑いたくもなるけど、喰う、喰わないは嗜好の問題だし、人それぞれ裁量の範疇だ。
全国民が一斉にコオロギを喰ったり、逆に揃って拒否する必要はない。何でも国が云々、政府が云々となりがちだが、各事業者や個人が己で判断すべきなのだ。
誰が何と云おうと、選択権は我にあり。他人にアレコレ云われる筋合いじゃないし、好みが違ったとて他人に文句をつけちゃいけない。その辺りは新コロ対策のマスクも同じだ。
続きを読む