映画と見紛う豪華なセットに、有名俳優がぞろぞろ登場するキャスティング。スポンサー不足に悩む今時の民放では、真似の出来ない歴史ドラマではある。
但し、傑作揃いかと思えばそうでもなく、案外つまらないモノも多かった。大河ドラマを検索し、63作品の全リストを眺めているが、記憶に残るのは僅かしかない。
ブログ主の場合、1年を通して毎週楽しんだのは、「飛ぶが如く」「新撰組」「龍馬伝」「青天を衝け」「鎌倉殿の13人」くらいで、その他は初っ端の数ヶ月で飽きてしまった。
なにしろ歴史物なのに無理やり現代感覚をぶち込むせいか、陳腐なストーリーになりがちな上、時代考証も出鱈目で、そりゃないだろヨと呆れるケースが多い。
NHK的な思想の反映か、戦国時代の設定にもかかわらず、反戦平和主義を唱える武将や人権や平等を主張する女性が登場したり、真面目に演じる役者が気の毒になる。
その上、近頃は4Kや8K放送を意識したカラー演出なのか、衣装やセットの色合いがポップな派手さを帯び、画面全体から溢れる珍妙さが半端じゃない。
現在放送中の「どうする家康」も「どうしちゃったの、家康?」と首を捻りたくなるような失敗作であることは間違いなく、今夜あたりを見納めにするつもりだ。
「家康」に違和感を覚えたのはブログ主だけではないようで、例えば、人気ブロガーのdeliciousicecoffeeさんは「正しい歴史認識、国益重視の外交」で番組の欠陥を指摘している。
詳しくは上記リンクをクリックしてcoffeeさんの解説をお読み頂きたいが、チーフプロデューサーが反天皇・反皇室、反日の前科持ちゆえに、極め付けの駄作となったらしい。
確かに、先週の放送に登場した紫禁城ソックリな清洲城には仰天したし、普通の日本人なら想像も出来ない代物だった。支那朝鮮の感覚で番組作りをしているのは間違いない。
放っておけば、反日NHKは日本史を特亜風に改竄しようと突っ走り、いずれは徳川家康を珍妙な格好に仕立てるに違いない。こんな絵柄は見たくないゾw

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