2022年12月11日

被害者救済法案

第210回臨時国会が閉幕した。最終日の土曜にも審議を行い成立したのが旧統一教会を巡る被害者救済法で、会期内にキメる約束を果たしたと岸田首相が胸を張る。

法制化後も「政府として実効性を高めるために努力する」と並々ならぬ決意を示すなど、キッシー本人は最重要法案を通したつもりか、鼻高々なのが間抜けで哀しい。

ワイドショーが何を喚こうと、一般国民にとって「トーイツキョーカイ」なんぞはどうでもいい話。何故このテーマに焦点を当て国会で論議を重ねたのか、理解し難い。

自民党の説得が功を奏したらしいが、立憲民主党が「配慮」→「十分な配慮」なる言葉遊びで最終合意してみたり、然したる意味がない法案だからこそ協力し易かったかw

与野党の協議で現実的な妥協点を見つけられるなら、いっそ防衛力強化や景気対策など国民生活向上に資する重要法案成立に取り組めばよかったのに、と思わざるを得ない。

そもそも統一教会の被害者救済ごときは降って湧いたような案件で、元を正せば、安倍総理暗殺事件の山上容疑者が語ったとされる犯行動機への過剰反応だろう。

しかもネタは裁判で得た陳述ではなく、逮捕直後の警察によるマスゴミ向けリークでしかない。暗殺に関与した疑いのある奈良県警が出所では、信憑性は低い。

コレを目一杯膨らませ、宗教2世がどうのこうのとマスゴミが鉦や太鼓で囃し立て、反日野党がぎゃあぎゃあと政権を責めたのは、国民に対する目眩しに違いない。

「アベの自業自得」との印象操作で暗殺の真相究明を封じつつ、魔女狩りで自民党の保守派を叩き、国会審議時間を浪費して安保論議を邪魔するには、統一教会が格好の材料だったのだ。

もしや、7月6日の凶行、山上単独犯行説の流布、国葬への反対騒ぎから統一教会の糾弾と被害者救済法案に至るまで、全ての展開は仕組まれたシナリオ通りか?

構想、脚本、配役、演出を仕切り、総監督を務めたのが恐ろしき敵国で、暗殺劇に全面協力したのがカネやハニトラで籠絡された政界や警察やマスゴミであっても驚きはしない。


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posted by yohkan at 09:38| Comment(54) | TrackBack(0) | 憲法・司法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする