同様の現象が幾つかの主要な州や郡でも起き、上下両院も民主党が多数派となる。メディアは嬉々として「ブルーウェーブ」到来を伝えたが、納得した人々は少なかったろう。
あっ、バイデン陣営め、インチキしやがった!と感じたのは共和党支持者に限らない。だからこそ多くの民主党支持者も含め、8割近くの米国民が不正行為はあったと認めるのだ。
もっとも、ゆえに大統領選は無効だ、さあ再選挙だ、とはならないのが米国流か。選挙も勝負事ゆえ、多少の反則技があろうと勝ちは勝ち、負けは負けとソコは割り切る。
云うなれば、ローブロウを繰り出すボクサーや粘着剤を使うピッチャーと同じで、注意や警告を受け、度が過ぎれば処分もあるだろうが、試合や興行は成り立つ。
あからさまな審判の買収により、欧州の強豪国を破った韓国が世界中のサッカーファンから非難を浴びたものも、大会の運営には然したる支障は来さなかった日韓W杯にも似る。
投票日直前に大勢の選挙民が居住区を移動したり、大量の無効票が発生したり、選挙の度に敗者側から不正行為を詰る声が上がり、いつの間にか忘れられるのが米国の日常ではある。
但し2020年は民主党とプロ市民団体、メディアの大掛かりで組織的な連携を見せ、外国勢力が悪事に加わった形跡もあるので、バイデンジャンプは決して忘れてもらえない。
僅か2年前の不正選挙が強烈な印象を残す以上、民主党離れは起きて当然。しかもバイデン政権下で治安悪化とインフレが深刻化し、国民の不満は高まる一方だ。
さらに保守派の訴えを各地の裁判が認め、投票用紙の扱いなど選挙システムの厳格化が進む。うふふ、中間選挙で民主党に勝ち目はないぞ、共和党の圧勝だ!と云うことで、こう作画した。

続きを読む