2022年10月25日

ドミノの果て

山際経済再生担当相が辞任した。旧統一教会との関係についての説明が報道の後追いで曖昧だと、野党やマスゴミの一斉砲火を浴び続ける日々に嫌気が差したか。

あるいは「政権運営に迷惑をかけたくない」との辞任理由から察し、首相に詰め腹を切らされたか。本人は直前まで続投の意向を示していただけに、そんな気がしてならない。

更迭された山際大臣は悔しさ一杯だろう。キッシーはイチャモンを並べ立てる野党とマスゴミに易々と屈して、閣僚を守ろうともせず、その首をあっさり差し出したのだ。

首相自身は国民感情に配慮したつもりかも知れないが、詰まるところは敵側がでっち上げるニセ世論に迎合し、自民党を支持する選挙民を裏切ったように見える。

ワイドショーは「旧統一教会との密接な繋がりが次々と『発覚』し」などと得意気に吹聴するけれど、政治家と支援団体が懇意にして何が悪いのか、さっぱり判らない。

政党・政治家と繋がる相手先なら、奇妙な弱小宗教団体より、むしろ中核派・革マル派などの過激派組織、朝鮮総連、民団の方が、もっと危険で根深い問題を孕むだろう。

そもそもこの話、安倍総理暗殺の容疑者が恨み辛みを語ったとて、特定宗教団体と自民党の関係をあれこれ非難される謂れなしと、首相が堂々と主張すれば済んだ筈だ。

安倍派崩しの策略か、支持率の数字欲しさか、キッシー自ら祭りに身を投じ、「関係を断ち切ります」とまで宣言してマスゴミウケを狙う愚かさには空いた口が塞がらない。

無論、壺売りの怪しい団体との関係がスッパリ切れれば結構だが、記憶の不確かな昔の挨拶や面談をほじくり返し、説明責任を果たせと執拗に迫られて、対応出来るのか?

宗教団体であろうとなかろうと、犯罪行為があれば取り調べて法で裁けばいい。噂話と印象操作による一方的な「悪」のレッテル貼りを無抵抗に受け入れるのは間違いだ。

この先、野党とマスゴミの卑劣な攻撃は一層激化するだろう。ヤクザな因縁にビビって大臣を更迭する悪例を作った岸田政権であればこそ、辞任ドミノは避けられない。


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posted by yohkan at 15:40| Comment(66) | TrackBack(0) | 自由民主党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする