2022年09月23日

「国葬ガーッ」もあと数日

三権の長や政財界の代表に加え、海外から数多の要人が参列する国葬が目前に迫る。不届者が跋扈する昨今、万全な警戒の下、立派な式典を厳粛に挙行して欲しい。

この期に及んで尚、アベガー族や反日野党による国葬反対の絶叫を聞くが、いちいち耳を傾ける必要はない。賛成・反対が拮抗して国論を二分なんて嘘ばっかりw

47都道府県知事のうち、欠席表明は長野・静岡・沖縄のみ。全国1794自治体で、国葬反対の意見書や決議を出したのは僅か12。統計学的には反対派など無視していい。

ごく少数の反対意見をマスゴミが大袈裟に喧伝しているのは自明で、ワイドショーカルトに易々と騙される情弱高齢者を除き、モノ云わぬ大衆は賛成と見て間違いない。

そもそも、パヨクの唱える反対論は無根拠だ。内閣府設置法による閣議決定は法的要件を完璧に満たしている。コレに異議を唱え、国会承認を求めるのはイチャモンの類だ。

「税金がーッ」と喚く手合いもいるが、数十億円を政府の予備費から捻出したとて何の問題があるのか。警察の警備費は通常の予算内で追加支出に悩む筋合いでもない。

近頃マスゴミが騒ぐ旧統一教会批判は、モリカケ・桜方式を踏襲する中身のない「悪」のレッテル貼りだ。刑事責任を問うスキャンダルではないし、国葬と何ら関係がない。

パヨク陣営が仲間の結束を促しつつ大衆扇動を謀り、印象操作で「共通の敵」をでっち上げるいつもの手口だが、大事な国葬が赤い政治闘争ネタにされるのは悲しい。


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ラベル:国葬 安倍晋三
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2022年09月17日

「日中友好侵略史」

自国EEZに弾道ミサイルを撃ち込まれても、毅然とした抗議すら出来ない日本。何事もなかったかのように、日中首脳会談開催を唱える軟弱さは常識の範疇を超えている。

香港やチベット、ウイグルにおける人権弾圧への国会非難決議も、詰めの段階で肝心の自民・公明が文言の修正で骨抜きにするあたり、中国に怯えるヘタレぶりがよく分かる。

反日野党は云うに及ばず、マスゴミから経済界、学界や官界、法曹界など、中国サマを代弁する姿勢には慣れっこだが、政権与党までが敵に擦り寄ってどうする、と腹が立つ。

同時に、何故こんな状態に?と疑問が湧く。世界標準に照らせば中道やや左寄りではあれ、日本国内では右派と見做される自民党がここまで中国に阿るのはヘンじゃないか。

敵の工作が余程巧みなのか?と首を捻るばかり。と、その疑問に答えてくれる本が登場した。作家・ジャーナリストとして活躍する門田隆将氏の「日中友好侵略史」(産経新聞出版)だ。

当ブログの読者、みぃさんに教えて貰った同書、早速購入して一気に読む。ううむ、そうだったか。日中国交正常化から半世紀、「友好」と称して侵略された経緯がよく分かる。

50年前、文化大革命の失敗とソ連との対立で疲弊した中国に、無為無策のまま乗り込んだのは、権力欲と功名心漲る田中角栄首相と奇妙な贖罪意識に囚われた大平正芳外相だった。

周恩来に腹ン中で小人と侮られながら、徹底的に利用された田中・大平コンビ。彼らが持ち帰った赤いウイルスが増殖に増殖を重ね、自民党を腐らせ、日本の国力を奪った。

支那女工作員との関係が噂された橋本ポマード龍太郎や、天安門事件で孤立する中国を天皇訪中で救った宮澤喜一など、戦犯級の首相は他にもいるが、元を糺せば田中と大平が悪い。

無論、敵側の事前工作も見逃せない。共産主義者の元家族や、石原莞爾の容共「妄想」に心酔する古参政治家、あるいは野党勢力を使い、蟻地獄の落し穴を周到に準備した。

嵌められた田中と大平は、ソレまでに築いた日華関係をぶち壊して台湾を踏みにじり、後ろ足で砂をかけた。目先の利益を追い、義理も信用も、恥も外聞もかなぐり捨てた。

ここで背筋がゾッと寒くなる。現政権の主要メンバーは宏池会と旧田中派の末裔にしてバリバリの親中派、方や中国の対日工作はエスカレートするばかり。このままでは日本が潰れる。


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posted by yohkan at 10:33| Comment(68) | TrackBack(0) | 自由民主党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月10日

日本人の宗教

「あなたの宗教は?」を尋ねられると、日本人の多くが「無宗教」と答えるらしい。コレが海外であらぬ誤解を招く。神をも認めぬ野蛮人か、猿以下かと顰蹙や軽蔑を買う。

実際は無宗教ではなく、特定宗教に拘らないだけだ。神社への初詣や神輿を担ぐ祭り、墓参り・お盆の先祖供養、年末のクリスマスと宗教性溢れる行事が生活を彩る。

例え一攫千金や受験合格、交通安全、恋愛成就や病気平癒等々の現世利益の祈願であれ、そこには高次の霊的存在に対し手を合わせる宗教心がある。

但し、日本人の信仰心は確かに薄い。祈りの対象が絶対的価値を有するとは思わず、無条件に帰依するつもりなど毛頭ない。献身的姿勢を示す様子もなく、敬虔さには程遠い。

日本独特のカジュアルで軽やかな、と云うか、かなりイイ加減な信仰のあり方は、万物に宿る霊魂を祀るアニミズムの感性が古代から脈々と受け継いでいるからか。

あるいは、教義と無縁な神道の影響か。(明治政府は神道の国教化を意図したものの、ドグマの欠如で頓挫し、仕舞いには宗教ではなく国家祭祀に過ぎぬと認めた)

いやいや、数々の宗教行事に携わり、精神世界を尊重しながらも「無宗教」と自覚するのは、かって山本七平氏が指摘した通り、多くの日本人が「日本教」の信徒だからだろう。

山本氏によれば、究極の神を認めぬ日本教は「人の和」に至高の価値を置く。集団への同調のみを尊ぶ社会では、論理や倫理の明確な宗教など成り立ち得ない。

そもそも信仰も信念も、善悪の基準すら然したる意味を持たない。仲間や味方との同一感に酔い、運命共同体ごっこに興じるだけなら、個々の意思や判断はむしろ邪魔になる。

気配を察し空気を読み、雰囲気を乱さず流れに乗る。社会や組織の強者による上意下達に、疑義を呈さず抵抗もせず、従順に振る舞うことこそが、日本教徒の信仰心の発露だろう。


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posted by yohkan at 12:05| Comment(126) | TrackBack(0) | 指定なし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月03日

関係を断つ!?

狂気の魔女狩り報道が続く。統一教会を悪魔と呼び、善良な市民を惑わすカルトと非難する。彼らと関係があった自民党議員を次々と魔女に仕立て、私刑で虐め抜く。

立憲など野党議員の関係が暴露されても、そっちは無視。統一教会傘下のUPI通信から記事配信を受けている事実には一切触れようともせず、さすがマスゴミ様は面の皮が厚い。

政治家の挨拶や祝電、各種団体や組織の訪問、頭を下げて選挙の協力・応援を仰ぐのはシゴトの範疇ゆえ、コレを関係と呼ぶなら、そりゃ関係はあるだろう。

そもそも関係なる言葉は曖昧だ。しかも手広く事業を営む教団の関連団体とやらを対象に、巷で相手と袖触れ合うのが「関係」なら、誰だって全否定はし難い。

ソコに突け込む形で反論を封じ、無理やり魔女と決めつけるマスゴミの所業は、逆さ吊りや水責め、火炙りで自白を強要した中世キリスト教社会の異端尋問にも似る。

宗教団体であろうとなかろうと、犯罪なら法に則り警察が取り締まればいい。統一教会ネタで逮捕沙汰を聞かぬのは、コレと云った現在進行形の犯罪が無きに等しいのだろう。

鰯の頭も信心から、と云う。新興宗教なればこその奇妙で胡散臭い折伏や儀式があっても、ソレ自体は犯罪の構成要件ではない。信教の自由は守られるべきなのだ。

にもかかわらずだ。岸田自民党総裁が統一教会との「密接な関係を持っていたのではないかとの懸念や疑念の声にお詫びする」と謝罪した上、「関係を断つ」と宣言した。

うん?会見を見て、目が点になってしまう。キッシーは何を詫びているのだろう?魔女狩の不当性こそを糾弾すべき立場で、謝罪する筋合いじゃない筈だ。

縁を切るぞ!と大見得を切りたかったのかも知れないが、選挙運動に際し、いちいち支援者の思想調査をする気なのか?おいおい、あっさり「信教の自由」を侵害してどうする?

相手はヤクザなマスゴミゆえ、面倒だからゴメンねと頭を下げるのなら、国家の指導者として無責任過ぎる。素直に謝罪するオレってカッコいいと信じるなら、勘違いも甚だしい。

あるいは、選挙民などテレビに感化され易いナイーブで無知無能な子羊ばかりと舐めてかかり、ワイドショーの洗脳工作に乗るのが得策とでも、キッシーは思い込んだか。


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posted by yohkan at 17:00| Comment(81) | TrackBack(0) | 自由民主党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする