昨日の衆院予算委員会で、れいわ新選組の議員が岸田首相を「資本家の犬、財務省の犬」と面罵したとの報道に驚く。うわはははは、ししし資本家の犬?おい、昭和かよ?
キッシーが「財務省の犬」なのは客観的事実ゆえ、発言を全面否定する気はないがw、今時「資本家の犬」とは随分古臭く、カビの生えたセリフじゃないか。
ヘルメットを被った反体制の活動家がこの手の言辞を弄していたのは、かれこれ半世紀前だ。あの頃は共産主義にかぶれた脳足りんな学生が随分多かったっけ。
過激派は大企業を標的にした爆弾テロに興じ、経営者や幹部社員どころか、就職活動に転じた仲間にすら「資本家の犬」のレッテルを貼って攻撃し、勢い余ってぶち殺した。
時代の変遷を経ても尚、マルクスだ、革命だと洗脳が解けぬままとは気の毒だが、まあ、テロリストの末裔たるパヨク政党なんて所詮その程度の代物か。
件の国会議員は「飼い主を間違えるな」と続け、「首相の本来の飼い主は国民であるべき」と宣ったそうで、資本家や資産家を国民からあっさり除外する珍妙な発想に呆れる。
国家をブルジョアとプロレタリアの単純な対立構図で捉え、虐げられる後者のみが国民ゆえ、指導者はその声に従えとの主張は、教科書通りの共産革命思想だ。
そんな思想背景を隠そうともしない反日野党が、国会で議席を維持するのは心寒いが、一方で狂気のマルクス理論を信じ、資本主義を憎悪する選挙民がそういる筈もない。
但し共産主義のプロパガンダは、特亜勢力に寄り添うマスゴミの情報宣伝工作と相まって、案外、相当数の日本人の耳に馴染み易く響くのではないか。
巷には、強烈なルサンチマン、即ち強者に対する弱者の嫉妬や羨望から生じる憤りや恨みを抱え込み、日々、鬱屈した被害者意識で暮らす人々が結構多いと聞く。
ひたすら周囲を気にして、無意味な同調圧力を受入れつつ、他者を妬み嫉み、劣等感に苛まれ、社会への不平不満をつのらせる身なら、赤い悪魔の囁きが福音にもなるだろう。
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