2022年06月26日

やっぱり自民党支持

昨秋の岸田政権発足以来、度々批判記事を書いている。財務官僚の掌で躍りつつ、無策のまま「やってる感」の演出のみに腐心する検討使キッシーに罵声を浴びせてきた。

安倍・菅政権路線の継続に躊躇い、むしろブチ壊そうとするかのような政策が許せず、来る参院選では岸田自民党には絶対に投票しないぞ!との決意まで表明した。

ところがだ。いざ公示日を経て投票所入場整理券を入手した途端、その決意が怪しくなった。自民党以外の選択肢を求めても、投票先が見当たらない。

政見から心情、行動様式に至るまで、特亜の敵国ソックリな反日野党はハナから論外だし、改憲補完勢力と称される野党にしても、今ひとつ信用出来ない。

維新は呆れるほどロシアべったりの姿勢だし、そもそも大阪ローカルの域を出ない。タマキン代表の発言は至極真っ当だが、国民民主は所詮、旧民主党の流れを汲む政党だ。

偶々、アンケート形式で自分と各政党や候補者の考え方の一致度がわかるウェブサイトが幾つかあり、暇にまかせて試してみると、案の定、自民党が投票すべき先となる。

冷静に考えれば、キッシーに対する罵詈雑言の半分くらいは、安倍政権を失った悲しみの表れだったかも知れない。ブログ主は今でも安倍ロス症状から抜けきれない。

輝ける安倍黄金時代が過ぎ去ったからと云って、自暴自棄になり、現政権への不満や歯痒さで自民党の存在を否定しちゃいけないなと、あらためて自戒したりもする。

そして気付く。キッシーが検討、検討と繰り返し、全ての政治課題を先送りするのは、もしや世間の目を欺くため、あえて無能な首相を演じているのではないかと。

仮に経済政策にせよ、国防や外交にせよ、有能ぶりを示せば、反日野党とマスゴミが卑怯なスキャンダルをでっち上げてでも、総攻撃を仕掛けてくる筈。

選挙当日まではただただ隠忍自重し、パヨクと見紛う大馬鹿に徹して論戦を避けるのが得策と、演技力で敵を油断させる姿は、討入り前の大石内蔵助にも似る。


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ラベル:参院選
posted by yohkan at 14:10| Comment(50) | TrackBack(0) | 自由民主党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月19日

反原発訴訟と哀しき節電

数日前、福島第1原発事故関連の避難住民による集団訴訟で、最高裁が「国の責任を認めない」との判断を下した。常識的な判決だが、パヨク連中はコレが気に入らない。

先月末、地震や津波への安全性がど〜たらこ〜たらと、大雑把な屁理屈で、北海道地裁が泊原発の運転再開を認めなかったので、最高裁にもあらぬ期待をかけたか。

テレビのバラエティ番組は最高裁判決の速報に凍りついてお通夜状態に陥り、報道番組のコメンテータは「司法は苦しむ国民を顧みないのか!」と憤ったらしい。

新聞各紙はなぜか、原告の落胆ぶりにのみ焦点を当てる。気の毒な老人たちのお涙頂戴話に仕立て、弱者に寄り添う格好で判決に疑問を呈し、暗に国の対応を批判する。

マスゴミの背後には敵国の影がちらつく。原発潰しこそ、彼らの対日戦略上の大命題なのだろう。日本の経済力や防衛力を叩き潰すには、電力を奪うのが最も手っ取り早い。

原告側の避難住民には酷な言葉だろうが、目先の賠償金欲しさに、何もかも国が悪い、すべての原発を廃止せよ、と喚き散らす反日勢力の掌で踊ったのが間違いだ。

本来糾弾すべきは、軽微な水蒸気爆発をチェルノブイリ級の大惨事と誇大宣伝した民主党政権と、嘘っぱちの放射能恐怖説を連日垂れ流したマスゴミをおいて他にない。

あらためて賠償請求訴訟を起こすなら、福一近隣住民に対し無用の強制移住を課した菅直人や、虚偽の煽り報道に徹した便所紙を被告とすべきではないか。

ちなみに評論家の池田信夫氏は、民主党政権が原発をすべて超法規的に止め、再エネに世界最高価格のFITを設定して、日本経済に約70兆円の損害をもたらしたと説く。

その通りだ。避難住民だけでなく、全国民が大損害を被ったのだ。「賠償責任を求めるなら、当時の民主党政権の責任者の全財産を差し押さえよ」との池田氏の達見に深く頷く。

さて、反日勢力による組織的抵抗で原発再稼働が遅れに遅れ、電力不足への不安が嵩じる中、無為無策のまま、国民や企業にひたすら節電を求める岸田政権の無能さが哀しい。


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posted by yohkan at 14:35| Comment(54) | TrackBack(0) | 原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月14日

怒れる日本の山々

2011年の東日本大震災で真っ先に思い出すのは、津波が街並みをごっそり飲み込む地獄絵図だが、菅直人政権の閣僚、松本龍復興相の粗暴な振る舞いも何故か記憶に残る。

ヤクザ然としたこの男、震災発生より数ヶ月を経て宮城県庁を訪れた際、「客が来るときは、自分が部屋に入ってから客を呼べ」とイチャモンをつけて知事を叱責した。

約束の来訪者があれば応接室に通し、その後迎える側が入室し然るべく面談する。このあたりは一般社会で常識的な慣習ゆえ、松本大臣の妄言は理解不能だ。

察するに、記者をぞろぞろ連れての訪問ゆえ、知事に出迎えて貰いたかったか。不満が嵩じて「助けてやらないないぞ」などと復興相にあるまじき暴言を吐き、世間の酷評を浴びた。

その際、印象的だったのは村井嘉浩宮城県知事の毅然とした姿勢だ。詫びるでもなく(そもそも詫びる理由は全くない)、媚びるでもなく、極めて冷静且つ穏やかに対応した。

分不相応な重職を得てのぼせ上がっているチンピラ大臣をいなすのは、さぞ難しいだろうに、鮮やかにやってのけた知事は一体何者なんだろ?と興味を引いた。

検索したら、村井さんは防衛大学校出身の元自衛官とある。退官後、松下政経塾を経て宮城県会議員となり、2005年から県知事を務める。ふむふむ、なるほどネ。

さすがは元軍人だ。背筋がピシッと伸びている。現在は無所属ながら自民党の推薦を受ける良識派知事として活躍し、県民の信頼も厚い。知事職も既に昨年より5期目に入る。

さて昨日、村井知事がニュースに登場したので、何かと思えば、関西電力が宮城県の山間部に180m級の風車を20数台も設置する風力発電事業に関する話だった。

関電の計画に対し「東北でわざわざやらず、関西でやればよいではないか」と、知事が不快気に語ったのは当然だ。自然破壊や景観喪失を憂慮する県民も多いだろう。

村井さんは続ける。「われわれは多くの山林を抱え、日本全体の脱炭素に貢献している自負がある。わざわざ山の木を切り倒してやる必要があるのか?」

「ないぞ!」と、ブログ主は思わず大声で叫んでしまった。樹木を次々と伐採し土を掘り返し、太陽光パネルや巨大風車で美しき山々をぶち壊すなんて、狂気の沙汰だ。

古来、人々に豊かさを与えてくれる日本の山々は「神」だ。非効率で不安定な僅かばかりの電力を求め、山を穢し緑を失うのは、余りに愚かだ。神の怒りに触れたいのか!?


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posted by yohkan at 10:46| Comment(48) | TrackBack(0) | 原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月08日

何が節電だ、バカヤロウ!

電力予備率の低下が著しいため、今夏の需給逼迫は避けられず、さらに冬場の見通しが厳しいとして、政府は昨日、国民や企業に対し節電への協力を呼びかけた。

ふむふむ、そりゃ、停電ともなれば悲劇を招く。よしっ、一肌脱ごうじゃねえか、と即座に思ったものの、で政府は何をしてくれるの?と問えば、コレが頼りない。

産業界や自治体に緊急連絡体制の確立を促すとか、「電力需給逼迫注意報」を新設するとか、如何にもお役所的な小手先シゴトで誤魔化すつもりが透けて見える。

加えて、企業に対する電力使用制限令の検討や計画停電の準備も進めて・・・。あれっ?なぜ、オマエらは電力不足の解消に着手しないのだ?なぜ、発電量を増やさない?

国民への呼びかけも珍妙だ。家庭の電力消費はエアコン34%、冷蔵庫19%、照明10%で計6割以上を占めるから、使用を出来るだけ抑えろとみみっちいコトをヌカす。

冷房は28℃以下、冷蔵庫は「強」から「中」か「弱」に設定せよ、照明の点灯時間を減らせ、白熱電球はLEDランプに交換せよ、さすれば年間数千円の節約可能と講釈を垂れる。

余計なお世話だ、バカヤロウ!くどいようだが、もう一度云わせて貰う。間抜け政府め、なぜ、オマエらは電力不足の解消に着手しないのだ?なぜ、発電量を増やさない?

無論、政府も電力の安定供給が国民生活および経済活動の基盤だと一応は知ってはいるようで、松野官房長官も「供給面であらゆる対策を講じる」と述べる。

しかし、本気度が感じられない。「非化石電源」なる耳慣れぬ言葉で原発を匂わせながら、最重要課題たる再稼働の想定スケジュールを国民に示さないのは、一体なぜだ?

ここで、あっと思い出す。先月末、萩生田経産相が「ご家族で部屋別々にエアコンを使うのではなくて、テレビを一つの部屋に集まって見てくれ」と語っていたっけw

電力行政の責任者たる大臣が、今時どこの後進国の話だよ?と呆れる台詞を吐くのが悲しい。マスゴミに擦り寄る岸田政権にとって、もしや原発再稼働はアンタッチャブルか。


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2022年06月02日

資本家の犬?

昨日の衆院予算委員会で、れいわ新選組の議員が岸田首相を「資本家の犬、財務省の犬」と面罵したとの報道に驚く。うわはははは、ししし資本家の犬?おい、昭和かよ?

キッシーが「財務省の犬」なのは客観的事実ゆえ、発言を全面否定する気はないがw、今時「資本家の犬」とは随分古臭く、カビの生えたセリフじゃないか。

ヘルメットを被った反体制の活動家がこの手の言辞を弄していたのは、かれこれ半世紀前だ。あの頃は共産主義にかぶれた脳足りんな学生が随分多かったっけ。

過激派は大企業を標的にした爆弾テロに興じ、経営者や幹部社員どころか、就職活動に転じた仲間にすら「資本家の犬」のレッテルを貼って攻撃し、勢い余ってぶち殺した。

時代の変遷を経ても尚、マルクスだ、革命だと洗脳が解けぬままとは気の毒だが、まあ、テロリストの末裔たるパヨク政党なんて所詮その程度の代物か。

件の国会議員は「飼い主を間違えるな」と続け、「首相の本来の飼い主は国民であるべき」と宣ったそうで、資本家や資産家を国民からあっさり除外する珍妙な発想に呆れる。

国家をブルジョアとプロレタリアの単純な対立構図で捉え、虐げられる後者のみが国民ゆえ、指導者はその声に従えとの主張は、教科書通りの共産革命思想だ。

そんな思想背景を隠そうともしない反日野党が、国会で議席を維持するのは心寒いが、一方で狂気のマルクス理論を信じ、資本主義を憎悪する選挙民がそういる筈もない。

但し共産主義のプロパガンダは、特亜勢力に寄り添うマスゴミの情報宣伝工作と相まって、案外、相当数の日本人の耳に馴染み易く響くのではないか。

巷には、強烈なルサンチマン、即ち強者に対する弱者の嫉妬や羨望から生じる憤りや恨みを抱え込み、日々、鬱屈した被害者意識で暮らす人々が結構多いと聞く。

ひたすら周囲を気にして、無意味な同調圧力を受入れつつ、他者を妬み嫉み、劣等感に苛まれ、社会への不平不満をつのらせる身なら、赤い悪魔の囁きが福音にもなるだろう。


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posted by yohkan at 14:12| Comment(45) | TrackBack(0) | 指定なし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする