2022年04月23日

狂犬病に怯えたくない

レジ袋サジ太郎こと小泉シンジローが環境大臣としてエコキャンペーンの先頭に立ち、レジ袋有料義務化なる珍妙な制度を導入して、早くも今夏で2年を迎える。

スーパーで袋代5円を払うのには慣れたし、仮に毎日購入したところで金額は知れている。ソレでも、無料配布が当たり前だったシロモノを買わされるのは不愉快だ。

そもそも買い手と売り手が自由な選択権を行使する市場で、政府がナニナニを有料化せよと業界に強制するのはおかしいじゃないか、とモヤモヤした疑問が残る。

と感じていたら、先日の国会答弁で政府が「レジ袋有料化は義務ではない」と認めた。ほらね、そうだろ、義務化出来るワケねーだろ、バ〜カ!と悪態をつきたくなる。

何のことはない。国民の権利侵害に当たるから法律化は不可能なので、環境省が「省令」として有料化を推奨したら、業界も国民も素直に従ったと云う構図らしい。

マスクを着けろと促されれば、四六時中布切れで顔を覆い、ワクチンを打てと言われりゃ、接種に殺到する子羊相手とは云え、クズ役人どもが随分な勝手をする。

法治国家など名ばかりで、役人が法律を超越した権限を振るう官僚独裁国家ニッポンではあれ、奴らの裁量行政を野放しにする国民の愚かさが情けない。

さて、農水省が突如、犬の検疫緩和措置を発表した。入国したペットの180日間係留と1日数千円の費用徴収に不満タラタラのウクライナ人避難者に対する「人道上の配慮」だと聞く。

ざけんじゃねえよ、と腹立たしい。恐ろしき狂犬病の不浄国から、勝手に犬コロを連れてきた姐ちゃん如きが何をヌカす。ツマラナイ文句を垂れる奴は、他所の国に行け!

ロシアの理不尽な暴力に侵され、殺され、強姦されるウクライナ人は気の毒だが、ソレとコレとは話が違う。われわれ日本人が致死率100%の狂犬病に怯える理由など全くない。

世界でも数少ない清浄国として、狂犬病の潜伏期間や危険度を考慮し確立したルールをあっさり覆す農水省、いや脳衰省の腰抜けぶりに呆れる他はない。


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posted by yohkan at 08:35| Comment(58) | TrackBack(0) | 指定なし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月17日

防衛国債を発行せよ!

核を放棄して軽武装に徹し、国際社会が守ってくれる筈と盲信したヘーワ主義国家ウクライナが、隣国ロシアに滅多撃ちにされ、目を覆いたくなる惨状を晒す。

日本国民なら「明日は我が身」と震え上がるのは当然。今回はロシアが西側に侵攻して事なきを得たが、いつ何時、北海道に南下してくるか、分かったモンじゃない。

キンぺとプー公が示し合わせ、中露合同で対日侵略を企てる恐れは十分にある。そうなれば北朝鮮もミサイルをぶっ放すだろうし、南朝鮮もあっさり敵陣営に寝返るだろう。

幸いにしてウクライナと違い、わが国は集団的自衛権を持つから、周囲の敵国も強大な米軍の存在を意識せざるを得ず、ソレが侵略を抑止すると期待したいが、楽観は出来ない。

米国だって無駄に若者の血は流せないし、本土への報復は是が非でも避ける。仮に政権が本格参戦するつもりでも、世間の厭戦気分を受けて議会が抵抗しそうだ。

詰まるところ、われわれ日本人が自力で祖国を守るしかないのだ。ゆえに核ミサイルや原潜の運用も含め、敵勢力と対峙出来るレベルまで防衛力を強化せねばならない。

昨今、ドイツをも含めNATO加盟国が防衛費をGDPの2%相当に拡充している。わが国もGDPの1%以内なる意味不明な上限を捨て、同様の措置に踏み切りたい。

いや、わが国固有の多大なリスクを直視しつつ、長年に亘り防衛費を極端に圧縮してきた経緯を振り返れば、一挙にGDPの3〜5%程度に増額するのも一案だろう。

緊縮財政路線をひた走る財務省の執拗な抵抗は予想されるが、国の安全より省益を優先されるんじゃ堪らない。われわれ国民の意志で「防衛国債」を発行させようじゃないか。


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posted by yohkan at 10:53| Comment(44) | TrackBack(0) | 国防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月10日

民族ネタで侵略か?

ロシアの軍用機が日本周辺の上空を飛び回り、軍艦が堂々と津軽海峡を航行する。日米両軍の牽制にとどまらず、隙あれば攻め込まんとの意図は明らかだ。

ウクライナの状況から察するに、仮にロシアが対日侵略に踏み切るなら、先ずはロシア系住民の保護を名目に軍隊を送り込み、領土割譲を求める筈。

実際、やる気満々らしい。つい先頃、露国会のミロノフ下院議員が北海道の領有権を主張し、「アイヌはロシア系の先住民族」がその根拠だと語っている。

「北海道はアイヌの土地なの!だからロシアのモノなの!」なる暴論に唖然とするが、同じ強弁と理不尽な武力で、ウクライナの東南部地域を奪ってきたのがあの国だ。

温暖な黒海に面し、欧州最大の穀倉地帯と呼ばれる隣国の領土同様、気候が穏やかで肥沃な北海道は、ロシアにとって喉から手が出るほど欲しい地域だろう。

北方領土について日本が大幅に譲歩した条件を提示しても、返還交渉に一切応じなかったのは、邪悪な南進の意志に依るものだったと理解すればいい。

日米同盟がロシアの暴発を抑止すると期待したいが、経済制裁と国交断絶で日本政府が実質的な対露戦争に踏み切った以上、この先、いつ交戦状態に陥るか分からない。

露軍の戦車が道北に侵攻し、札幌がミサイル攻撃に晒されれば、自衛隊が米軍の協力を得て即座に反撃し、さらには欧州などの友好国が全面的に支援してくれると信じたい。

しかし、わが国が国際社会の協力を仰ぐにあたり、ひとつ懸念材料がある。ロシアのウソを裏書きするかのような「アイヌは北海道の先住民族」との国会決議がソレだ。

さらには決議関連で成立した「アイヌ民族支援法」や、国交相が音頭を取り、自称アイヌ文化を披露させる目的で200億円もの血税を投じ設立した「ウポポイ」もある。

何だ、日本国内で他民族と認めているじゃないか、アイヌ民族は侵略と圧政の犠牲者か、と云った誤解や筋違いな批判が広がれば、わが国の立場は弱くなってしまう。

プーチンは偽アイヌ団体が数年前に送った「大統領閣下殿、北海道を自治州/区として下さい」との要望書をヒラヒラさせ、ロシア系住民救出の必要性を強調するだろう。


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posted by yohkan at 07:20| Comment(46) | 国防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月04日

プーチンの健康不安

わが国の対米戦争は緒戦から躓いた。真珠湾攻撃は敵の新鋭空母が現地に不在だったため成果乏しく、ミッドウェー海戦では主力空母4隻と数多の戦艦機を失う大敗北を喫した。

かくして大西洋・太平洋に海軍力を分割する米国に勝る筈との目論見はあっさり崩れたが、大本営は戦意高揚目的で誇大宣伝に徹し、被害を隠して戦果を水増しした。

戦後、東條英機が「海軍の隠蔽により、ミッドウェーの敗退を知らなかった」と口走ったのは責任逃れの嘘だろうがw、海軍司令部が軍人に箝口令を下したのは事実だ。

ところが「人の口に戸は立てられない」とはよく云ったもの。大本営渾身の宣伝工作にもかかわらず、帝国海軍の惨状甚だし、との噂が巷でじわじわと広がっていた。

警察や隣組が監視する中、おおっぴらに見聞きした話は語れずとも、戦没者の遺族が悲嘆に暮れ、あるいは帰還者が酔っぱらい、本音を漏らすくらいはあっただろう。

生活物資が日に日に乏しくなれば、戦争がお国の掛け声通りに進んでいないことくらい、庶民は肌感覚で分かる。悲しい現実が納得と共感を伴い、ヒソヒソ話のネタとなる。

約80年も昔ですら、情報統制で国家が「負け戦」を「勝ち戦」にすり替え、国民を欺くなど無理だったのだ。SNSを通じて噂が個人間を飛び交う現代なら、尚更困難だ。

ウクライナ侵略は泥沼化し、ロシア軍の作戦失敗と士気低下は明らか。KGB仕込みの情報操作や脅迫・殺人・弾圧を持ってしても、国民の口を徹底的に封じることなど出来ない。

ロシア国内で人から人に真実が伝わり、自国軍の苦戦と惨状が知れ渡れば、経済破綻への不満も相まって、政権批判のマグマが膨れ上がり、いつ地表に噴出するか分からない。

ルーマニアで四半世紀も君臨した独裁者が、クーデターで権力の座を追われ処刑された例もある。プーチンの脳裏にふっとチャウシェスクの姿が浮かんでも不思議はない。

と想像を逞しくしていたら、ロシアの独立系メディアが大統領の病気を報道した。真偽不明だが、甲状腺がんの専門医師がプーチンの別荘を頻繁に訪問中と書く。

かなりの重病なのか。あるいは本人が身に迫る危険を察知して、健康不安を理由に雲隠れするのか。いずれにせよ、悪党が表舞台から消える可能性が俄かに漂いはじめた。


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posted by yohkan at 09:20| Comment(36) | 世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする