聞けばロシア軍、クラスター弾や燃料気化爆弾をも使用中とか。民間人が避難する未就学児向けプレスクールを標的にするなど、市民の殺戮に躊躇う様子はない。
当然ながら世界はこの暴挙を許さない。開催中の国連人権理事会で、露ラブロフ外相のオンライン演説が流れた際、多数の代表団が一斉に退席して怒りを示した。
勿論、日本人もロシアの侵略に激怒する。駐日ウクライナ大使によれば、3月1日時点で6万人以上の日本国民が支援目的の寄付を行い、その総額は20億円を超えている。
ソレだけじゃない。ウクライナ政府の呼びかけに応じ、「微力ながら役立ちたい」と、3月1日時点で約70名の日本人が自ら義勇兵として戦うべく申し出た。
元自衛官や仏外人部隊の元傭兵など、戦闘経験を有する人々らしいが、立派な勇士じゃないか。自由と民主主義を守るため、命を投げ打つ情熱と覚悟が美しい。
義勇兵志願者に対して、林外相は「渡航はやめよ」と語るのみ。現地在留者に退避勧告を出した立場は理解するが、少しは勇気ある同胞を讃えろよと思う。
そもそも緊迫するウクライナ情勢は、極悪非道な敵国が日本の北方領土を不法占拠している事実を国際社会に訴え、奪還への糸口を見つける好機である筈。
わが国こそがロシア糾弾や経済制裁の先頭に立ち、ウクライナとの連帯を声高に叫ぶべきところ、岸田政権の姿勢がヘンに生温く、アクションが遅くて歯痒い。
さてはキッシーめ、「ゼレンスキー大統領は親露派住民の虐殺を悔い改めよ」とする鳩山由紀夫など、左巻きの輩による虚妄のロシア擁護論に耳を傾けているのか?と疑う。
ルーピーまがいは現役政治家にも結構いて、代表格は鈴木宗男議員だ。ウクライナや欧米こそが挑発と脅しを繰り返してきた、と国会論戦の場でロシアを庇い立てする。
ムネオハウス事件で悪名を馳せた筋金入りの親露派政治家とは云え、自らを独裁者に重ね合わせるかの如く、敵側の嘘を代弁する滑稽な姿に呆れる。

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