2021年12月06日

バカ殿と落武者

岸田政権の暴走が止まらない。党を無視した独断専行で次々と意味不明な会議や政策をぶち上げては、朝令暮改を繰り返す姿に、悪夢の鳩山民主党政権が重なる。

最近やっちまったヘマのひとつが、擬似鎖国令だ。オミクロン株確認直後に突如、胸を張って「全世界の国・地域からの入国禁止」措置を宣言し、世間を大混乱に陥れた。

同胞を締め出す気か!と、在外邦人や企業から当然の非難を受け、翌々日、国際線の新規予約停止要請を慌てて撤回。国交省航空局が勝手な真似をしたと、首相は役人に罪を被せる。

「『岸田は慎重すぎる』との批判は私が全責任を負う」と当初、大見得を切ったのは、単なるポーズだったか。あっさり恥も外聞も捨てる無責任さが情けない。

こういうトップだから人事も出鱈目で、およそ熟慮したとは思えぬ新ポストを作っては、ミスキャストを連発する。端的な例が「人権担当補佐官」だろう。

就任した中谷・元防衛相は「中国に寄り添う。圧力一辺倒ではいけない」と曰う腰抜けぶりで、日本版マグニツキー法の制定を進めるどころか、潰す気満々だ。

直後に外務省の「人権担当ポスト」新設も発表したが、人権担当補佐官との棲み分けは不明瞭だ。中国に平伏したまま、人権重視の看板だけ乱立させても意味はない。

さらに驚き呆れたのが、石原伸晃氏を内閣官房参与に起用する案だ。なぜ、衆院選の小選挙区で大敗北し、比例復活すら叶わなかった元議員を重用するのか。

民意が拒否した落武者を将軍の側近に仕立てれば、人々の反感を買うは当たり前で、「#石原伸晃の内閣官房参与任命に抗議します」のハッシュタグがツイッターに踊る。

国交大臣の経験ありとは云え、石原氏が観光立国実現に向けた指南役に相応しいとは思えない。あえて起用するのは、バカ殿なりの魂胆がある筈だ。


kishida & ishihara.jpg

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posted by yohkan at 07:49| Comment(38) | 自由民主党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする