2021年12月02日

オミクロン登場

久々の新コロネタだ。際限なく続く馬鹿騒ぎも漸く収まったかな、と嬉しくなりかけたところに、恐ろしき新変異種「オミクロン」が登場したーッ!とマスゴミが喜ぶ。

今回の変異種はスパイク蛋白の形状が従来型と大きく異なるため、既存ワクチンの有効性を低下させるとか。世界中で感染者数が急増するぞ、とWHOが警鐘を鳴らす。

もっとも「オミクロン株」発生を最初に指摘した南アの医師会会長は、感染症状がいずれも軽く、自宅療養が可能ゆえ、パニックに陥る理由は皆無と明言する。

ウィルスが姿形を変え感染を広げるにせよ、徐々に毒性が下がり重症化リスクが減るのは常識の範疇だ。症状さえ軽ければ、再流行に怯え慌てることはない。

新コロは季節性インフルエンザに似る段階を経て、単なる風邪に近づく。罹れば死ぬ病気は怖いが、くしゃみ鼻水や多少の熱で済むなら、恐るるに足らず。

重症者・死者どころか新規感染者数は減る一方で、国際比較では「さざ波」より「凪」に近い、新コロ対策の優等生ニッポンであればこそ、冷静さを保つべき場面だろう。

にも拘らずだ。キッシーが突如として外国人の入国を全面停止すると大見得を切り、その翌日以降、オミクロンの感染者が既に入国済み!と賑やかな報道が続く。

いつも煮え切らない首相にしちゃ素早い決断だが、さてはナミビアやペルーから入国の感染者について厚労省から内々の報告を受け、「やってる感」を演出したかw

今夏の「デルタ株」騒ぎ同様、仮に「オミクロン株」により一時的に感染者数が増加しても、いつの間にやら収束する可能性が高いのに、まったく余計な真似をしてくれる。

年末年始は一般小売業や飲食業、宿泊施設など様々な業種にとって大事な掻き入れ時だ。タイミングを狙い済まして入国禁止措置を打ち、経済の腰を折るのは狂気の沙汰だ。

裏返せば、医療体制の不備を放置したまま、2類→5類への格下げによる保健所の負担軽減にも着手せぬから、こんな下策に終始せざるを得ない。キッシーの無能さがよく分かる。

この様子だと、秋以降ヘンにおとなしかった分科会の尾身会長が、早晩再び会見に登場し、陰気な面で人流抑制と活動自粛を求めるか。そう考えるとウンザリする。


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posted by yohkan at 09:52| Comment(45) | 指定なし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする