ワクチンの供給不足でマスゴミが騒いだ数ヶ月前ならいざ知らず、今頃、注射しました!と報告したところで、読者の皆様は「あっ、そう」と感じるだけだろう。
日本国内の接種実施回数は現時点で5500万に達し、2000万人もの国民が既に2回完了済みとか。欧米に比し接種開始は遅れたが、その後の進展は驚くほど急ピッチだ。
ゆえに最早、ワクチン接種は珍しくも何ともない。あえて取り上げるのは、入手した接種券を2ヶ月間も知らん顔で放って置いたブログ主が、心変わりした事情を述べたいからだ。
当初、接種の予約に躊躇した理由は単純で、各種データで見る限り、新コロの感染状況はインフルエンザよりもむしろ軽微で、ワクチンなんぞ不要と感じたことに尽きる。
しかも、ワクチン自体、緊急事態下の欧米で臨床試験や審査・承認プロセスを省略し、特例的使用許可を与えたシロモノゆえ、効能効果も安全性も今ひとつ信用ならない。
接種後の発熱や頭痛、アレルギーなど、恐ろしい副反応をネットで見聞きするうち、リスクを上回るベネフィットなしと判断せざるを得なかったのだ。
ところが日が経つに連れ、徐々に心持ちが変わる。友人、知人、親類縁者が次々と接種するも、多少の痛みや発熱程度で、コレと云った副反応で苦しむ様子がない。
中には、2回目の接種が完了した晩、コレで安心、と嬉しくなって飲み過ぎちゃったヨ〜、なんて奴までいて、翌朝の頭痛が、ワククチンの影響か二日酔いか判らなかったりするw
効能効果は接種開始後の重症者・死者数の激減で明らかだ。副反応のリスクが小さいなら、高齢者である以上は、重症化回避のベネフィットを重視すべきとの結論に至る。
無論、mRNAワクチンによる長期的影響への疑問や不安は拭いきれない。しかし一方で、神社の御守りを身に付けるような「安心感」をもたらしてくれるのは確かだ。
よし、打とう!と思った理由は他にふたつあって、ホテルやレストランが提供するワクチン接種者向けのお得な特典がひとつ。もうひとつが、ワクチンパスポートだ。
日本政府が欧州並みのワクチンパスポート発行を準備中と聞く。海外渡航に際し、長期の隔離など無用の不利益を避けるため、接種証明書を手元に常備しておきたい。
以上、新コロワクチンにおける転びバテレンの独白だ。コレまで数回、予防接種に対する懐疑的視点から意見を述べてきた経緯もあり、説明させて貰う次第だ。
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