TVや新聞の報道のみならず、世論調査も俄には信用し難い。記者が鉛筆舐め舐めデッチ上げた数字とまでは云えぬにせよ、恣意的なデータではあるだろう。
その証拠に、殆どの場合、調査対象者数や回答率、質問内容等の情報を開示しない。形式的なアンケートで数字を集めて、修正加工し色をつけ、コレが世論でございと見得を切る。
次期首相候補の筆頭に、自民党内で人気のない石破茂や軽薄なシンジローが常連なのはお笑い草で、客観的な世間の評価を無視して、マスゴミが己の偏った願望を述べる。
最近も、国民の8割は五輪開催に反対だと朝日新聞が喧伝していたが、アレもパヨクの願望か。開催支持派が増えてきたら、無観客試合の必要性に、こっそり話を変え始めたw
こんな中、今月実施した時事通信の世論調査は、全国の18歳以上の男女2000人を対象に個別面接方式で実施し、有効回収率は64.1%、と説明するから、かなり良心的な部類だ。
菅内閣の支持率は33.1%、不支持率は44.2%と横這いで、6カ月も「不支持>支持」現象が続くとか。細かい数字の信憑性は兎も角、大まかな傾向はそんなモノだろう。
日米首脳会談やG7会合出席、各種重要法案の成立にもかかわらず、ガースー人気が今ひとつ冴えない。感染症関連の記者会見に、どんよりと暗い表情で臨むのが嫌われたか。
政党支持率は、自民党22.8%、公明党3.7%。立憲民主党2.9%、共産党1.7%、日本維新の会1.2%、国民民主党0.5%、社民党0.2%、れいわ新選組0.2%、古い党0.1%と続く。
上記の数字を合計すると33.3%で、何故か「支持政党なし」の63.2%と合算しても100%にならない。理由は不明だが、記事中に何の解説もないから放っておこう。
大雑把に見て取れるのは、「支持政党あり」の7割近くが自民党を頼りにしていることだ。「不支持>支持」が続く菅内閣であれ、自民党政権の安泰は揺るがない。
一方、立憲民主党の退潮が著しい。以前は5%程度の支持率を維持していた筈だが、遂に3%を切った。野党第一党の支持率が「支持政党あり」の1割に満たぬザマミロな状況だ。

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