マスゴミはコロナ恐怖説の喧伝で歓迎ムードに水を差すが、神輿の担ぎ手に浄めの水をぶっ掛けているようにも見える。案外、お祭り気分を盛り上げるつもりか?(ンなこたあ、ないかw)
もっとも、頑なに五輪を拒否する人々もいる。数日前も都庁前で、反五輪の市民団体が「即刻中止せよ」「命を守れ」「生活を破壊するな」など手作りのプラカードやバナーを掲げていた。
新聞報道では100人越えの参加者だが、動画や写真で見る限り、人数はずっと少ない。主催者発表の850人は盛り過ぎだろ、と笑っちゃう小規模集会ではあった。
驚いたのは彼らが結構な密状態を作り、奇妙な抑揚で「♪オリンピックは要りませ〜ん」と大声で歌っていたことだ。コロナ感染など全く恐れちゃいないのが良く分かるw
真の国際派か、日本人離れした感性の持ち主たちか。胸を反らしてドンドン太鼓を叩き、英語のプラカードを誇らしげに掲げる姿は、何処か異国風でもある。
気付けば、反原発、反基地、反天皇制等々、テーマは違えど良く似たプロ市民のデモを幾度も見ている。毎度ネタを変えて催す行列は、見事な「芸」に昇華している。
但し、磨き上げた芸は世間に見向きもされない。拍手もないし、おひねりを飛んで来ない。ヘンなヒトたちだな、関わり合いになりたくないな、と通行人は知らん振りだ。
さて、都庁前のデモが鼻も引っ掛けられないと同様、急ピッチで進むワクチン接種の効果か、感染拡大説に誰も震え上がらない。コレが反五輪勢力の焦りを生んだに違いない。
日本社会を思いのままに操るのなら、圧倒的な「権威」を示して民衆を平伏させるのが一番。そう考えて、何者かが宮内庁長官に大御心を語らせたのだろう。
西村長官が「陛下は五輪が感染拡大の切っ掛けになると懸念されている」と己の想像を披露しつつ、臆面もなく「そう云うお言葉を聞いたことはないけど」と云ってのけた。
水戸黄門の印籠よろしく「菊のご紋」を振りかざせば、われわれ庶民一同がハハアッと土下座して五輪を忌避するとでも考えたとすれば、不敬の極みに他ならない。

続きを読む