2021年05月28日

犬の便所紙w

ペットの糞の始末なら、新聞紙が最適と聞いたことがある。消臭や防水効果を謳うペットシートほどの機能はなくとも、扱いの手軽さと素材感が好まれるらしい。

とは云え、新聞紙、それも未使用品が、うんちの処理目的で市販されているとは知らなかった。てっきり家庭で読み終えた古新聞を再利用するのだと思い込んでいた。

数日前、読者の黒猫さんからご紹介があり、「『未使用の新聞紙』アマゾンで大量出品の謎、カテゴリーは『ペットの便所紙』」なる記事を読んで初めて知った。

既に何年も前から、ネットショップで大量の新聞紙が「犬用トイレシート」や「緩衝材」などとして販売され、中身は新聞販売店の残紙、即ち新聞社の押し紙だと云う。

実際にアマゾンのサイトで検索すると、確かに10kg前後に纏まった新聞の束が登場する。いちいち「新古・未使用」と記載されているから、明らかに読み古しじゃない。

なるほどねえ。確かに近頃は新聞紙を見掛けなくなった。朝の風景だった新聞少年はどこかに消えたし、電車内で新聞を広げて読む乗客も見当たらない。我が家も購読を辞めて久しい。

古新聞は稀な存在になり、入手したければ、新古・未使用品をネットで買うしかないようだ。kgあたりで100〜150円程度かかるにせよ、新聞を買うよりは遥かに安い。

しかし、犬のウンチを包むだけなら、新聞社が役にも立たぬ社説や与太記事をわざわざ印刷する必要など更々ない。余計な手間をかけず、素直に便所紙を売ればいい。

一方的にCO2を悪者にする昨今の異様な風潮に同調するつもりはないが、不要な印刷は環境に優しくないし、紙、即ち木材など貴重な資源の浪費に他ならない。

ペットのワンちゃんだって本当は真っ新な紙を好む筈。排便する度、紙面に踊る反日的妄言を見せつけるのは気の毒だ。考えようによっては、ある種の動物虐待に当たるw


dog reading paper.jpg

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posted by yohkan at 13:38| Comment(90) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする