菅首相は艱難辛苦を乗り越え、遅咲きながらも栄達した苦労人だ。表舞台の派手な演出は一切求めず、実務を地道にこなすタイプとして定評がある。
27日の閣議決定は、菅首相らしい成果のひとつと云えるだろう。慰安婦問題に関し、「従軍慰安婦」の表現は不適切ゆえ「慰安婦」と呼ぶべし、と断じた。
軍の強制連行があったかのような誤解を広げる用語「従軍慰安婦」は、コレでいいのか?と政府見解をただした馬場伸幸議員(維新)の質問趣意書への回答だ。
今春、中学教科書に「従軍慰安婦」の記述が復活した件は、4月4日付エントリで指摘した通り、令和の無責任男、萩生田大臣率いる文科省の暴走に他ならない。
しかし、内閣がダメ!と正式決定した以上、幾ら文科省が左巻きでも、今後、ポルノチックで悪意に満ちた「従軍慰安婦」を用いる教科書を認定することは出来まい。
同じく馬場議員の質問に対して、河野談話を「継承する」とした回答に不満は残るが、戦時中の娼婦を指す俗語を否定した点は、一歩前進と評価して良い。
「従軍慰安婦」ストーリーを捏造した朝日新聞が、元記事を撤回し謝罪したのは7年前に遡る。政府は曖昧な態度に終始せず、もっと早く反日勢力のウソを断固否定すべきだった。
今般の閣議決定をマスゴミは大々的に報じないし、従い半島が発狂する様子もない。朝日の悪辣ぶりが再びスポットライトを浴びるのは、マズいとの判断か。
あるいは、あえて論陣を張ることなく黙々と現実的対処に励む指導者に、理不尽なイチャモンはつけ難いかw。パヨクが攻めあぐねる様子が何だか可笑しい。
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