おおお、遂に来たか!リンウッド弁護士の予言通り、聖戦の火蓋が切られたか!と、つい小躍りしちゃうのが、トランプ再選を望む多くの人々の反応だろう。
慌てちゃいけない。「自由で公正な選挙を実施し、勝利した政党に国を任せる」と軍の方針発表を聞けば、そりゃそうだろと納得するが、コレ、ミャンマーの出来事だ。
軍のトップはミン・アウン・フライン最高司令官で、フリン将軍じゃない。逮捕者はスー・チー国家顧問やウィン・ミン大統領で、バイデンやペロシと云った顔ぶれじゃない。
幸いにして、血生臭い銃撃戦は見られず、ヤンゴンなど現地の市民生活は落ち着いた様子らしいが、それでも軍による政変に対し国内外からの風当たりは強い。
米ホワイトハウスも大慌てで「非難声明」を出し、ミャンマー軍に拘束した人々の即時解放を求めつつ、選挙結果を覆すなら黙っちゃいないぞ!と脅しをかけた。
爺さまの気持ちはよく分かる。たかが票の水増しや不正集計くらいで(?)、国軍のクーデターが起きるんじゃ、枕を高くして眠れないw
遥か彼方、アジアの小国なら兎も角、仮に米国内で類似の事態が発生したらと想像するだけで、尿漏れパットが手放せなくなるほど、不安で堪らない筈だ。
ビビる自称大統領は「選挙結果は絶対だ!」と強弁するばかり。不正行為の有無など論外とバッサリ切り捨て、何が何でも軍政を全面否定する。
但し、バイデン政権がミャンマーに対する制裁発動など、口先介入以上の強硬なアクションを取るか?と問われれば、中国の傀儡ゆえに、先ずしないだろう。

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