2020年12月13日

カネさえあれば何でも出来る

「元気があれば何でも出来る」と云ったのは、アントニオ猪木氏だ。この言葉にそうだ、そうだ、と賛同し、長い行列を作って氏から強烈なビンタを貰い、無邪気に喜ぶのが日本人だ。

一方、「カネ(ドル)さえあれば何でも出来る」と云ったのは、「中国人民大学国際関係学院」教授・副学院長にして「中国共産党外交戦略研究センター」副センター長の翟東昇氏だ。

習近平のブレイン役を勤めるこの学者、「中国共産党はカネのチカラで、米国の上層部と密接なコネクションを築いてきたんだゾ」と豪語する演説で一躍、時の人となった。

センセイは「札束1つで解決できなければ、札束を2つ出せばいい」と乱暴な言葉を続け、「この30年、40年の間、我々は米国の核心的な権力層を利用してきた」と胸を張る。

極め付けは、政界のエリートやウォール街と関係良好なバイデンが大統領になったと喜ぶ下りか。「誰が投資ファンド会社を息子のハンターに与えたか?分かりますよね?」と聴衆に語りかける。

会場中が問いかけに爆笑する。敵国の面を札束でビンタする自国政府の外交政策(?)が嬉しくて堪らないらしい。賄賂は犯罪だろ、不正を暴露しちゃマズいだろ、なんて反応は見当たらない。

如何なる手を使おうと勝てば良いと考えるから、誰もがゲラゲラ笑えるのだ。「カネさえあれば何でも出来る」に賛同して無邪気に喜ぶ中国人の姿に、彼我の大きな違いを感じる。

支那数千年の伝統か、孫氏の兵法か、単なる拝金主義か、中華思想では、敵を賄賂漬けにして操るのは、戦わずして勝つ立派な戦略なのだとか。ああ、そうですか、と恐れ入ってしまう。

90年代初頭以降、外国資本や技術の導入で急成長した中国にとって、潤沢な外貨の使い道がコレだったのね。そう思うと、積極的な支援に徹した先進諸国の間抜けさに愕然とする。


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posted by yohkan at 14:56| Comment(98) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする