2020年08月16日

孔子のスパイ大作戦

ポンペオ米国務長官が数日前、「孔子学院」を中国の政治宣伝工作組織と断じ、米国内の統括拠点である在ワシントン「孔子学院米国センター」を外国公館に指定すると発表した。

大使館同様の外国公館扱いなら、米国内での人事や保有資産につき米政府への報告義務が課される。孔子学院の活動実態を把握し、管理を強化する米政府の意図は明らかだ。

今回の措置は、米国の教育者や学校が、中国共産党による教育プログラムを継続の可否を適切に判断し、必要なら対策を講じられるようにするため、とポンペオ氏は説明する。

現地の大学などに設置される孔子学院は、表向き中国語普及目的の非営利教育機関だが、中国共産党の対外宣伝部の直轄ゆえ、慈善団体みたいな真似を本気でする筈がないw

裏では政治工作や情報窃取、民主派中国人学生の摘発など、多岐に渡るスパイ活動に励むのが常とされる曰く付きの組織で、数年前にはFBIが監視対象だと明言した。

以降、真の活動内容が問題視されるに連れ、大学当局側の判断による孔子学院の閉鎖が相次ぎ、今日に至る。一時期、全米に120校を擁した同学院は、今や70校程度に激減した。

この流れは米国に限らない。欧州でも、オランダのライデン大学、スウェーデンのストックホルム大学、フランスのリヨン大学など、名門校が次々と孔子学院を閉じた。

中国系移民も多く、中国語熱も盛んなオーストラリアですら、昨年末、ニューサウスウェールズ州が、州立の小中高13校にあった「孔子学院」教室を一挙に閉鎖した。

いずれの事例も、中国の政治的影響力が教育現場や行政に及ぶことへの世間の不安や懸念を反映しており、侵略国家に対する安全保障を考えれば、至極真っ当な判断だ。


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posted by yohkan at 10:33| Comment(68) | 支那中共 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする