慌てた領事館職員は当局の退去命令に従わぬまま、中庭で書類を大量にボンボン燃やし始める。火炎と煙の凄さに市民が仰天しw、消防と警察が緊急出動する騒ぎになった。
その警察官らの入館すら拒否したと云うから、館内に余程マズい証拠が山積みだったに違いない。総領事はBLM騒動を画策したと噂される人物ゆえ、叩けば埃が出るのは当然か。
コトはヒューストンに収まらない。FBIは在サンフランシスコ中国総領事館が匿っていた人民解放軍の女性将校を拘束した。「研究者」を装いビザを不正取得した人物とされる。
米国政府はこの領事館にも閉鎖命令を出す用意があるらしい。偽ビザの軍人云々以前に、同館は地元カリフォルニア州のIT産業を狙うスパイの巣窟と囁かれていたのだ。
勿論、中国政府も黙っちゃいない。米国への対抗措置として、四川省成都市にある米国総領事館がチベットの撹乱を誘う違法な活動を行っていると非難し、閉鎖させる意志を表明した。
まさに緊迫した事態だが、本件に関するマスゴミの扱いは驚くほど小さい。報道する際も、米中対立の深刻化を嘆いて見せるだけで、日本は関わりなしとでも言いたげだ。
冗談じゃない。われわれが懸念すべきは、日本国内における中国のスパイ活動だ。世界の最強国で情報窃取に挑む連中だもの、軟弱なわが国がどれだけの被害に合っているか、想像するのも恐ろしい。

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