「緊急事態」と呼びながら、罰則付きの強制的な規制を講じることも出来ない腑抜けぶり。ソレを嘲笑っていた諸外国は、日本モデルの素晴らしさに驚嘆し、掌返しで絶賛する展開となった。
国民の協力に対して首相は感謝を述べられたが、いやいや、何を仰いますやら。安倍政権に感謝を捧げるべきは国民側だ。仮にミンス党政権なら国民の半数は死んでいただろう。
外出自粛や休校の要請、三密排除方針でクラスター発生を抑え込みつつ、アベノマスクの配布や特定給付金の支給など、数々の有効な支援策を矢継ぎ早に打ち出して下さったのは首相ご自身だ。
反日野党のサボタージュや、マスゴミの恐怖デマ&韓国製不良PCR検査機器宣伝を打ち砕き、不眠不休で国民の命を救われた名宰相のご活躍を思うと、有難さに感涙が頬を伝う。
いずれ、コロナとの戦いに完全勝利した暁には、力の限りキーボードを叩きまくり、安倍首相の輝けるご功績と偉業を称えたいと思う。その日を楽しみにしようじゃないか。
さて取り敢えずは、当面の生活について語ろう。誰もが理解する通り、緊急事態宣言が解除したからと云って、直ちに従来型の生活に戻る訳じゃない。
政府が提唱する「新しい生活様式」は、三密の回避、1〜2m以上の社会的距離の確保やマスクの着用、頻繁な手洗いを求め、旅行や出張も極力控えめにと推奨する。
休業要請を取り下げたり、営業時間の制限を緩和するにせよ、国民はここ2ヶ月に亘り実践してきた暮らし方を継続すべきとの呼び掛けは、充分に理解出来る。
海外の状況を見ても、第二波・第三波の到来があり得そうだし、そもそも誰もが感染爆発を招く張本人になる可能性もある。緊急事態下であろうとなかろうと、注意深く生活するしかない。
巣篭もり生活にストレスと不満を感じる向きもあるようだが、受け止め方によっては、「蜜」を徹底的に避ける「新しい生活様式」は、単純に結構快適じゃないかと思う。
「日本人はウサギ小屋に住むエコノミックアニマル」と欧州人から揶揄された昭和期に比べれば、住宅やオフィスの環境もかなり改善されたものの、一般に「狭さ」は否めない。
都市部では家もオフィスも公園も手狭で、街路も電車内も大混雑だ。旅行先の過疎地ですら窮屈に感じるのは、一人あたりが確保すべき空間や面積に関し、行政の基準や規格が狂っているのだろう。
経済的に恵まれたわが国で、多数の国民が「豊かさが感じられない」と嘆くのは、オイル・サーディン缶みたいな社会環境が惹き起こす閉塞感が原因じゃないのか。

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