その事情説明が酷い。「高」を「中」としたのは職員が書き損じただけで、誤判断ではなかったと苦し紛れの嘘をつく。パンデミックの世界的な広がりに、WHOの大慌てが見て取れる。
ハナから危険度が高いと、国際社会に警鐘を鳴らせば、中国以外で発症者が続発する事態には至らなかった筈だ。WHOの無能ぶりと無責任さは許し難い。
たぶん噂通り、WHOの誤判断(?)あるいは単なる事務的ミスwには、中国への過度な忖度があったのだろう。事務局長が北京に飛び、習近平と会談する様子にも遠慮と阿りが伺える。
その際、中国国家首席サマは、緊急事態宣言の必要性を慎重に判断せよと求めたと聞く。ほほう、甚大な感染症被害を撒き散らして、尚この態度。余りの図々しさに呆れる他はない。
詰まるところ、中国にとってWHOをはじめとする国連(連合国)組織は、潤沢な外貨にモノを云わせて自国の主張をゴリ押しし、世界を牛耳るがための手駒でしかない。
いや、中国のみならず、大国であれ小国であれ、各国が自国の国益を最大化すべく、互いに攻め合い凌ぎを削る戦いの場が「国際機関」だと、冷静に認識すべきなのだろう。
更に、国際的な議論や取決めの多くは、往々にして大国が自らの主張に他国を従わせる手段に過ぎないと知れば、国連やWHO如きを、ヘンに有難がる必要は全くない。
WHOの事務局長がキンペの操り人形だとしても、そりゃ、そうだよね〜と、当然視するのが正しい大人のあり方だ。国連の偽善も見抜けず、正義と真実を期待するのはガキだけでいい。

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