2019年11月07日

米国のパリ協定離脱を称えよ!

4日、米政府が「パリ協定」離脱を国連に通告した。所定のプロセスを経て、1年後に正式決定となる仕組みゆえ、離脱実現は2020年11月4日。奇しくも、大統領選投票日の翌日に当たる。

前回立候補時の公約を堂々と実現するトランプ氏の指導力が、次期選挙戦に好影響を与えぬ筈がない。多くの米国民は来年の今頃、大統領再選と協定離脱で祝杯を挙げるだろう。

2015年にパリ協定参加を決めたのは前民主党政権だ。重要な外交・内政政策でありながら、上院の批准すら受けぬまま進めたのは、国内の反対を恐れたオバマ大統領の暴走だった。

権威に従順で、場の空気に流され易い日本人と、米国人は性格が違う。一部の科学者や研究機関が然したる根拠や証拠もないまま、独善的に主張する温暖化説を、ハナから懐疑的に見ていた。

10年前に起きたクライメートゲート事件で、気温上昇を裏付けるために改竄したデータや、口裏を合わせる科学者間のメールが暴露され、以降、学説の信用度は地に落ちた。

ホッケースティック曲線(産業革命以降の急激な気温上昇を示すグラフ)を発表して学界の権威と化したマン教授はじめ温暖化主張派が、自由闊達な議論を排除した、とまで云われ始める。

反駁する統計データを示し温暖化を否定する学者が、続々と訴訟や恫喝の対象になったり、講演や出版の差し止めなどに被害に合い、職まで失ってきたのは事実らしい。

もっとも、データ捏造や言論封殺に関係なくとも、誰もがヘンだな?と感じる話だ。過去30年の実績に照らせば、温暖化派学者の主張とは裏腹に、世界の平均気温は然程上昇していない。

南極の氷は溶けないし、北極も無事だ。白熊は絶滅せず、頭数が増えている。米東海岸の北部など、毎冬の豪雪で死者が出る。アル・ゴアの野郎、嘘ばかりつきやがって、が庶民の偽らざる本音だ。


trump quits paris climate accord.jpg

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posted by yohkan at 11:58| Comment(40) | 温暖化詐欺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする