日本滞在の最終日となる本日は、横須賀の海軍基地に出向き、居並ぶ軍人に向けて士気を鼓舞するスピーチを行う。併せて、安倍首相の案内で新鋭護衛艦「かが」を視察する。
ご存知の通り、護衛艦は、9条カルトが蔓延る国内専用の珍妙な通称で、国際的にはdestroyer 駆逐艦か、cruiser 巡洋艦だ。「かが」の場合は、Aircraft Carrier 航空母艦がより正確か。
昨日の共同記者会見で、米国製ステルス戦闘機F35を日本が大量購入の予定だとトランプ大統領が嬉しそうに語ったが、いずれは「かが」にも搭載される。
軍艦三笠脇に佇む東郷平八郎元帥も喜ぶだろう。日露戦争当時の日英同盟にも匹敵する「日米同盟」の強化により、わが国の平和と繁栄が敵の魔の手から守れるのだ。
ちなみに、昨日は日本の海軍記念日(日本海海戦の日)、今日は米国のメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)だ。国家の指導者が軍人と会うのにこれほど相応しい日は他にない。
もっとも、敵陣営の目には、巧妙に仕組まれた実に嫌らしいメッセージと映る筈だ。日米の蜜月ぶりを徹底的に見せつけられ、両国の軍事同盟強化がカタチとなって現れるんじゃ堪らない。
しかも、日米首脳会談後の記者会見で安倍首相が「日米豪印アセアンに英仏も加わり、東アジアと太平洋の平和と自由を守る」と語り、その言葉に大統領が深く頷いた。習近平は恐怖に慄く。

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