2018年10月29日

日中為替スワップを語ってみる

今から約30年前、天安門事件の民衆弾圧に激怒した国際社会が、中国に経済制裁を課した。苦境に陥った同国が世界をぐるりと見渡して、藁にもすがる思いで擦り寄った相手が日本だ。

わが国は、支那流の微笑外交と金&女で釣る接待攻勢に弱いらしい。政府は他先進国を尻目に、直ちに制裁解除に踏み切る。加えて友好の証と称して、天皇陛下の訪中まで実現させた。

結果的に、わが国の間抜けさが世界的な対中圧力を無効化して、共産党政府を助けただけでなく、中国で盛り上った民主化運動まで潰したのだから、罪は重い。幾ら反省しても、し足りない。

この記憶があるから、今般、中国側は平身低頭して安倍首相を招聘し、豪華絢爛たる晩餐会を繰り広げたのだ。国際的な敵意と反感に囲まれれば、擦り寄る相手は日本しかない。

もっとも、日本側も過去の失敗をよく記憶しているから、習近平が作り笑いでスリスリしようと、安倍首相が懐柔される筈もない。中国に人権問題の対処を要請するなど、毅然たる態度を示した。

にもかかわらず、今回の訪中に関して、手厳しい安倍批判を聞く。識者が揃って指摘するのが、3兆円規模の日中通貨スワップ協定(注:実態は為替スワップ)で、コレぞ媚中の極みと苦言を呈す。

例えば、産経新聞編集委員の田村秀男氏は、「日中友好」の印象操作に過ぎない両国間のスワップが習近平を助けて、トランプ米政権の対中貿易制裁の効果を薄めかねないと主張する。

しかし、仮にも中国封じ込めの先頭に立つ安倍首相が、米国との関係を悪化させてまで、敵国を支援するのか?と不思議になり、調べてみた。漫才のナイツ風に表現するなら、ヤホーで検索した。

で、知ったのだが、今回の協定は、「中国人民銀行との為替スワップ取極」なる正式名称で、その趣旨は日本銀行が簡潔に纏めた公式発表で読める。


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posted by yohkan at 20:19| Comment(81) | 支那中共 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月25日

祝、人質解放!(自己責任は当然だ)

シリアで武装勢力に拘束されていた安田純平さんが解放された。縁もゆかりもない人物だが、海外で邦人が無事救出されたと聞けば、安堵する。「よかったね」と素直に喜べる。

フリージャーナリストなる職業はもっともらしく響くが、云ってみりゃ、ルポライターだ。風俗街の潜入ルポを書くうち、地域を牛耳る阿漕なヤクザに捕まり、痛い目に合わされた状況に近い。

命まで奪われずともボコボコにされ、小指が欠けても不思議はないが、そんな被害はないようだ。本人は肌の色艶も良い。40ヶ月間の拘束は過酷な体験と察するが、余程、頑丈なのだろう。

加えて、強運さが凄い。聞けば、これまでに幾度も武装勢力に捕らわれきたが、いつも生還する。ネットの世界で、「拘束される常連(プロ)」と揶揄される所以だ。

類似の事件では殺害された人も多い。察するに、驚異的な丈夫さと強運の他、例えば過激派とのコミニュケーション能力とか、他人に真似出来ない特技を持っているに違いない。

何故か韓国人だと自称したり、祖父母が作る千羽鶴が日本的な鶴ではなかったり、安田さんは半島系の出身者との噂もあるが、わが国のパスポートを持っている以上は日本国民だ。

だからこそ、日本政府が救出に動き、シリア、トルコ、カタールなどの関係国に協力を呼びかけた。狂気のテロリスト軍団から同胞を無傷で奪還した、安倍首相の巧みな外交手腕を高く評価したい。


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posted by yohkan at 12:49| Comment(84) | 世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月20日

ジュリー、晩節を汚す

グループ・サウンズ(GS)と聞いても、若い人には意味不明だろうが、60年代の終わり頃、ビートルズやストーンズに触発され、俄かに結成されたロックバンドをそう呼ぶ時代があった。

GSブームが到来するや、長髪の男子グループが数限りなくデビューし、芸能界を席巻した。一番人気はザ・タイガースで、ボーカルのジュリーこと沢田研二さんが日本中の女性を熱狂させた。

数年を経てバンド解散後、ソロ活動に転じた沢田さんの人気は更に凄まじかった。グラマラスな衣装に身を包み、歌う姿は妖艶で、米ローリングストーン誌の表紙を飾るほどのスターだった。

ゆえに数日前、スカスカ状態の客席で歌えるかと、コンサートをドタキャンした気持ちは分からないじゃない。収容人数2、3万に対し客数僅か7000人と知り、プライドが傷ついても不思議はない。

翌日の謝罪会見で、己の実力不足を詫びた沢田さんだが、プロモーターの集客努力への不満が見え隠れした。落語の「寝床」で番頭を責める、浄瑠璃狂いの旦那みたいな心境なのだろう(笑)

もっとも、ドタキャンに関する真の理由は不入りではなく、本人が強く希望する「原発反対署名活動」にコンサート会場側からダメ出しされ、コレに激怒したからとの説もある。

客数か反原発か、いずれにせよ、所詮は本人の思い込みと願望とワガママに過ぎない。わざわざ会場に足を運ぶファンの気持ちを無視してしまう、往年のスターならではの特権意識が悲しい。

残念ながら、久々に登場した沢田さんは、かっての美しきジュリーじゃない。KFCの創始者、カーネル・サンダース氏にも似るが、オーラや存在感で、店先の立像に負けている。


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ラベル:沢田研二 反原発
posted by yohkan at 09:01| Comment(112) | エンタメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月15日

靖國神社、ふたつの疑問

新聞や雑誌が売れないと聞く。確かに、早朝の住宅街で新聞少年の姿は見かけなくなったし、駅のホームや電車内で新聞や週刊誌を広げるお父さん達は、今や少数派だ。

とは云え、活字離れって訳じゃない。誰もがスマホやタブレットやPCで、新聞や雑誌の記事を追う。紙媒体が終わって電子版の時代となり、活字に触れる機会はむしろ増えている。

そのお陰か、ニュースはとても廉価になった。例えば、NTTのdマガジンなど200誌以上の雑誌が、月々たったの400円で読める。紙と違って、嵩張らないのがいい。

もちろん、各誌を丹念に読みはしない。暇なときに数種の雑誌を検索し、ペラペラと頁をめくる感覚でスクロールして、記事や写真を眺める。ソレだけで、十分楽しい。

加えて、特定の記事が話題になれば、さっと読める。昨15日付の産経新聞で「靖国神社宮司が会議で“アウトな”発言」と紹介された、週刊ポスト先週号のスクープを早速読んでみた。 

記事は「『陛下は靖国を潰そうとしている』靖国神社トップ小堀邦夫宮司『皇室批判』の波紋」なる題名通り、予想外でややショッキングな内容ではある。

宮司さんは語る。「陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていくんだよ。そう思わん?どこを慰霊の旅で訪れようが、そこには御霊はないだろう?」

「もし、御在位中に一度も親拝(しんぱい)(天皇が参拝すること)なさらなかったら、今の皇太子さんが新帝に就かれて参拝されるか?新しく皇后になる彼女は神社神道大嫌いだよ。来るか?」


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posted by yohkan at 11:29| Comment(89) | 靖国神社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月10日

東京都の人権ナンチャラ条例

都議会で「東京都オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念の実現を目指す条例」が成立した。五輪との関係は不明だが、ヘイトスピーチに規制を掛け、LGBTへの差別を解消する趣旨だと聞く。

ヘイトやLGBTは度々話題になるが、具体的に何を指すのか、言葉の定義は曖昧なままだ。差別、差別と騒ぎ立てるご時世とは云え、こんな大雑把な概念で、よく条例化出来るなと呆れる。

五輪絡みなら何でも通るぞ、みたいな乱暴さが凄い。「条例の宣言で、ホストシティに相応しいダイバーシティを実現する」とは、小池知事らしい空虚な台詞で、馬鹿馬鹿しさに欠伸が出る。

来年4月より全面施行となるが、今のところ、何をどうしたいのかよく分からない。罰則もないし、救済策もない。中身は空っぽで、社会的影響も微々たるモノかも知れない。

但し、条例を以って、ヘイトスピーチ拡散を防止するため、都が公共施設の利用を制限したり、差別的な団体の名称や表現内容を公表することが可能になると云う。

あるいは、都がLGBTへの差別解消に向けた「基本計画」を定め、企業側に取り組みを求めるらしい。勝手な推測だが、男女兼用のトイレを作れとか、珍妙な要求を押し付けるんじゃなかろうか。

ヘイトが何か、LGBTが何か、いやそれ以前に「差別」を明確に定義せず、地方自治体が手前勝手に「言論や表現の自由」を侵害していいのか?おい、小池!いいのか(怒)!


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posted by yohkan at 12:10| Comment(70) | 自由民主党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月01日

ククク、悔しいぞ!沖縄県知事選

先日の自民党総裁選は、ハナから安倍首相の三選が確実視されていた。メディアが石破、石破と必死で煽るも、首相が予想通り圧勝を果たす。嬉しい結果に祝杯を上げた。

気になるのは、むしろ沖縄県知事選だった。反日野党総出で支援する玉城デニー候補は、人気DJとして地元で知名度が高く、選挙戦で終始優勢と聞けば、心穏やかでいられる筈がない。

蓋を開けたら不安が的中し、玉城氏勝利の報が届く。宜野湾市長選に勝ったとて、知事選に負けたら話にならない。擁立した佐喜真氏が敗れた自民党沖縄県支部は、猛省せよ。

それにしても、いいのかよ?と沖縄県民に問いたい。中共の手先となって「一国二制度」提唱者なんぞを知事にしたが為、いずれはチベットやウイグル同様、悲惨な運命を招くかも知れないんだぞ。

中共の洗脳工作に毒されて、沖縄県民は琉球民族であって日本人ではないと信じ込み、軍事基地を押し付けられたと被害者意識に悶えたところで、一体、何の得があるのか。

仮に中共の望み通り、沖縄県から米軍基地が撤去されたら、人民解放軍が大挙して乗り込むのは自明だろう。軍靴の響きに悲鳴を上げたところでもう遅い。支那兵が向ける銃口にひれ伏すのみだ。


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posted by yohkan at 11:01| Comment(113) | 自由民主党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする